• "鈴木道路管理課長補佐"(/)
ツイート シェア
  1. 調布市議会 2000-03-17
    平成12年 3月17日建設水道委員会−03月17日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成12年 3月17日建設水道委員会−03月17日-01号平成12年 3月17日建設水道委員会    午前10時0分 開議 ○元木 委員長   本日も説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  本日、傍聴の申し入れがありますが、随時許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   御異議なしと認め、傍聴を許可します。  傍聴者が入室するまで暫時休憩といたします。    午前10時1分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時2分 開議 ○元木 委員長   委員会を再開いたします。  昨日、議案第47号の理事者の説明を受けましたので、本日は質疑、意見から許してまいります。  これより質疑、意見を許しますが、ページを追って進めてまいります。まず 122、 123ページからお願いいたします。はい、八木委員さん。 ◆八木 委員   きのう説明を詳しくしていただきましてありがとうございます。ただ、なかなか聞き取れないところ、書き取れないところがかなりありまして、諸経費の部分では、あるところでは印刷製本費とか、職員旅費ですね、そういったものが諸経費の中に入っていますよということで、それは一体幾らの金額なのかという御説明が全然なくて、ほかの課ではちゃんと幾らですよ、印刷製本費が幾らですよとあったりしてなかなか統一がとれてなくて、全体的なことが見えかねますので、きのう内藤委員がおっしゃったように、金額も入れて、これの分については幾らかという資料を出していただかないとちょっとわかりかねるかなという印象がとても強いんです。今まで自分がいけないんだというふうに思っていたんですけど、きのうの御説明の中では、そういうところで諸経費の中にいろんなものが入っているんだということで、ちょっとそこら辺資料をいただければありがたいと思うんですけれど。 ○元木 委員長 
     きのう、皆さんと話し合って、理事者の方からもそういう形になったので、ですから、きめ細かくまた聞いてみてくれますか。 ◆八木 委員   いいですか、その形で。 ○元木 委員長   はい、お願いいたします。  はい、どうぞ。 ◆内藤 委員   ページへ入る前に、1つ私の方でお聞きしたいことがあるんですけども、昨日、鈴木次長の方から都市建設部における予算の全体的な配分ということで御説明いただきましてありがとうございます。その中で、八木委員の方からもあったんですけども、金額において重点的にどこに配分をしているかというような趣旨での、鈴木次長の方の説明では予算の配分を説明されているように私の方では覚えています。市長の提案説明においては、当時、本会議において市長は、重点配分のことを土木費においても言われておりますよね。そういったことによって、都市建設部内における重点的な配分、こういうところを力点を置いて、こういったところが違う、そういうところを再度お聞かせいただければというふうに思うんですね。市長は明解に本会議の中で重点施策、土木重点施策を述べられておりますよね。きのうの鈴木次長のあれは、私が聞くところによると、予算配分こういうふうにしていきます、特にこういう条件ですというのが聞き取れなかったので、そこをもう一度お聞かせいただければというふうに思ってます。 ○元木 委員長   鈴木次長。 ◎鈴木 都市建設部次長   きのう、12年度の当初予算の状況について概要を申し上げました。今、内藤委員からの御質問ですけれども、市長が基本的施策の中で述べたものと変わりないと思っています。また繰り返しになりますけれども、やはりこういう経済状況の中での市民生活を一番大事にしていくという、日常の経常的な経費を計上しております。それと、やはり都市基盤という面での将来にわたっての調布市をいかに存続させるかということを考えた、将来にわたっての都市基盤整備に要する経費、こういうものを計上してきたというふうな説明をさせていただいたものです。よろしくお願いします。 ◆内藤 委員   市長の提案趣旨、説明の中において市長は、重点の中において、特に国領駅南口再開発について重点的な施策を持ってきておりますと。さらに調布基地跡地のことに触れて、重点施策というふうに言ったと、私のメモ書きですけれどもとれているんですけれども、じゃあ、それらについてどのような形としてお持ちになっているか。私自身は、将来京王の立交等、地下の方式によって各議員も一般市民の中において評価を相当してきたわけです。市長はそこも触れてますけれども、特に国領駅南口再開発と調布基地跡地3・3・34号線の整備等、さらには飛田給の公共施設管理公社もできますよね、ここはうちの委員会ではないですから触れませんけれども、それが土木費の重点施策だというふうに発言したと思うんですけど、それを受けて、都市建設部としてそれでいいのかどうなのか聞きたいと思います。 ◎鈴木 都市建設部次長   繰り返しになりますが、私の概要の中にも国領南については最終年度という御答弁を申し上げたと思います。また、基地跡地につきましても、東京スタジアムの2001年春オープンということで12年度は最終事業になるなという判断を持っており、それに向けての予算計上をしてきたというふうに説明したと思いますけれども。 ◆内藤 委員   そうしますと、飛田給と国領、これらが都市建設の中においても重点施策、重点の事業内容であるという理解で今後の審査に入ってよろしいというふうに私は受け取っていいのかどうなのかと思いますけれども。また、一般質問の中で、今回、伊藤議員なり前当議員からも、飛田給のできることによって西調布のことも触れられておりましたし、加藤助役からもああいった答弁がされているわけですよね。かなり重点的な方向での検討がされるような答弁だったというふうに私は受け取っているんですけれども、それらも含めてどういうお考えなのかお聞きしたいと思います。 ○元木 委員長   はい、内海部長。 ◎内海 都市建設部長   今、次長の方からもお話がありましたように、基本計画の中におきましてレインボープラン、7つの施策の中で特に鉄道の立体化とまちづくりということで1つの施策を掲げております。そういったことから、つくるというのはまちづくりということも含みますので、当然、連立に絡むまちづくり、それから、それ以外のまちづくり、そういうものも対象として検討はさせていただいております。  したがって、鉄道の立体化と関係する国領、布田、調布、それから基地跡地につきましては、まちづくりということも含めまして、土地利用の中での検討をする、そこの中に飛田給あり、西調布ありというふうに私は考えております。  それと、市民の日常生活に非常に密着する都市基盤という中では、現在の道路の維持補修も当然市民生活には欠かすことのできない必要最大限のものでありますので、事業というよりも、そういった市民の利便性を高めるということから、狭あい道路あるいは道路補修、そういうものも私どもとしては力点を置いて予算の獲得をさせていただく努力をさせていただいたということでございます。 ◆内藤 委員   わかりました。 ○元木 委員長   よろしいですね。では、任海委員。 ◆任海 委員   予算を編成した中で、特に所管のところがどういう角度でされたからということで基本的なことを初めにお伺いしておきたいと思うんです。本会議の上程のときにうちの雨宮議員がいろいろやりとりしましたけど、あの意味わかりました? ○元木 委員長   はい、内海部長。 ◎内海 都市建設部長   その意味というのは。 ◆任海 委員   うちの雨宮議員が主張していたもの。あれの意味について、どういうように受けとめました? ◎内海 都市建設部長   今、私どもが取り組んでおります京王線の沿線のまちづくりという中で、鉄道の立体化がまちづくりの最終目標ではない、その鉄道の立体化とともに、立体的にまちづくりをつくることがより市民の利便性を高めるということから、まちづくりについて述べさせていただいています。  そういった中で雨宮議員さんの方から御質問のあったのは、例えば、調布の駅周辺のまちづくり、あるいは布田の区画整理、あるいは国領の再開発、そういったものは、立体化の事業が始まれば、当然立体化に対する負担金も出てくるだろう、それから、今取り組んでいるものも事業化されるだろう、そういったものがかなり事業化したときに、市の財政として、あるいはそれらを施行するに当たって膨大な費用がかかるのではないか、それらを財政計画なり市の施策なり、そういったものの中でどういうふうにとらえているのか、そういう意味合いだと思うんです。 ◆任海 委員   それもありましたけども、大きなのは、今、暮らしだとか、いろいろな点で財源の問題があるだけに、全体に抑制する予算であったんですよね。それで一体どこが抑制されたのかという角度で、この実施計画と予算を突き合わせていろいろ質問したんですけれども、いただいた中に概要というのが1枚入っていまして、見直し額44億、この中には増額したものと減額したものというのが自動的に列挙されていて、この実施計画にはそれぞれの内容で先送りとか金額が入っているわけですよね。これを見て、いわゆる都市基盤整備にかかわる問題、平たく言えば開発事業と言われるものについては、大きくいって先送りの対象から外されているんじゃないか。  先送りされたものは、例えば、5年越しにずっと先送りされている八雲台小学校の校舎の建てかえとか、深大寺保育園の老朽化の問題とか、あるいは、西部児童館みたいに空調が壊れていても、もう建てかえだといっても直されないで先送りされている。そういうように、個々の事業がいろいろあるでしょうけれども、大きな事業として先送りされて、メスが入ったのは身近な福祉や教育にかかわる問題が主であって、それで、開発関係においては、それは政策的に先送りしたんではなくて、先送りするそれぞれの理由があったからと。例えば、国領の北は権利者との関係があった。あるいは、3・4・9でしたっけ、神代団地のところから新甲州、あれは京王との問題があった。それぞれ理由があって先送りしているわけで、政策的に今の財源をどう振り分けるかということにしては外されている聖域ではないかと。彼はそのときは聖域という言葉は使わなかったけれども、そういう指摘をしたんですよね。  私、決算のときも話したけれども、7階の仕事、都市整備の仕事を任されてやっているんですから、それはそれなんですけれども、皆さんの中にはずっとその分野一筋にこられた方もいますし、いろいろの職場を渡り歩いたというとあれですけれども、担当しながら今ここのことをされている方もいるんだけれども、市長の方針が都市基盤整備優先だから結果的にそういう予算になったのかもしれないけれども、やっぱり全体の予算、財源を振り分けていくということからするといびつになっているのではないか、この指摘をしたんですよ。  ですから、部長がおっしゃった1つの今後の問題として、それは問題提起持っていますから、私もずっと言ってきましたけれども、もう1つの、今私が解説的に言いましたが、そのことについてどういうお考えを持っているかということを聞いてみたいんです。 ◎内海 都市建設部長   市全体のというと、私どもは担当を受け持っている関係から、私どもとしては基本構想の中に位置づけられた基本計画、それらをもとにして忠実にその施策を実施していくということでございますので、例えば、まちづくりなり都市計画道路なり、それを聖域だというようなことでの理解はしておりません。当然、基本計画に位置づけられ、それらは財政なり施策なり、行政の中での優先順位をつけた上でこういうものが考えられているということでございますし、担当としてもそれを持って地元に入っていっております。  そういう中では、今お話が出ました、削られた、見送られたものがあるから、これはおくらせようとか、そういうものはむしろそれをやることによって市の統一的な見解が崩れる、政策室なり財政の方で1つの、一定の方向を出したものを、担当部としてはそれを最大限実行する中で市民生活の向上に努めるのが私どもの役目ではないかというふうに思っています。 ◆任海 委員   ここは任された所管の部分だけの審査だけですから、その点での審査ということでいいんですが、総括的な対応は本会議の最後のときに私もやりますけれども、やっぱり基本構想に同じにのっているものであっても、さっきも言ったように、学校だとか福祉施設関係だとか、こういうことはかなりお金のかかる事業ですよね。もうほっておけない状況にあるにもかかわらず先送りということになっているという実態は、7階の仕事を担当する皆さんもよく認識して事に当たってもらいたいと思います。 ○元木 委員長   では、早速……(「私もちょっと一言だけ」と呼ぶ者あり)、はい、前当委員。 ◆前当 委員   最後に討論で申し上げようと思っている部分があるわけですけれども、せっかくですから、一言だけ冒頭にお話しさせていただきたいんですが、都市基盤整備という立場からすると、建設水道委員会の担当の皆さん方は、あらゆる生活基盤、道路等含めた安全な市民生活の確保のために予算を上手に配分しながら、そしてまた、長期的な展望に立った上で調布のまちをどうするかという視点で今年度予算を組まれたのだというふうに思います。物によっては、相手があったりしてなかなかうまくいかない問題もありますが、かといって、先ほどもお話ありましたように、基本構想あるいは基本計画にのっていたり、あるいはそういう意向醸成ができたものについて、手をこまねいていたらまちづくりは進まないという面もありますので、そういったことに関しても細やかに施策を展開されていらっしゃるようですので、そういった意味からすると、あながちこれらが土木優先という言い方で言われる問題ではないと思っていますし、調布の未来を考えれば、長い年月と財源はかかるわけですから、それに伴って日々の努力、年々の努力が必要であって、そういう意味から今年度の予算については基本的にはそういう視点から予算を立てていらっしゃるのかなというような気がいたします。  もちろん、ほかの委員会の部門の予算の関係と比較をすれば、いろいろそれは見方があるでしょうけれども、この建設水道委員会の中においては、私はそういった視点から組まれた予算だと思っていますので、そういった観点から、また後ほど具体的な個々の質問をさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○元木 委員長   では、早速、これについて質疑、意見を求めます。  まず 122、 123ページ、よろしいですか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   高齢者住宅管理費のことについてお聞きしたいと思います。高齢者住宅賃借料、前年度比 130万 9,000円が増額になっていると思います。その 130万 9,000円増額になった分というのは一体どういう理由で増額になったのか教えていただきたいと思います。  また、昨日の説明の中で、光熱水費は電気、ガス、上下水道というふうに言われて、金額等が私どもに示されておりません。先ほど八木委員が言われましたように、こういったところは私ども書き取る間がないもので、金額が出てない。言われたのかもしれませんけれども、私どもはちょっと聞き取れなかったかもしれませんので、これらについて明確なる数字と、これについてはどこにかかったのかというのを教えていただければというふうに思います。  維持補修費、これも前年度と比べて52万 2,000円ほど上がっております。前年度の予算を見ますとそうなります。これらについて、なぜ52万 2,000円上がって、どこの改良になっているかお聞きしたいと思っているところです。維持管理諸経費については昨日説明、事務補助等という形ですので、その事務費の内容等お示しいただければというふうに思っています。  非常に細かな質問となりますけれども、それは委員長、副委員長含めて皆さんに御理解いただいたとおり、委員会の中で聞いていただきたいというようなことだったもので、逐一、この金額について説明を願いたいと思います。私どもの会派においても、生活文教委員会では 4,000円の金額をどうのこうのということで相当議論をしているようですので、その点、諸経費で相当隠れている部分、 100何万の諸経費がある中において、それが私どもの中に資料としていただけない。非常に冷たいといいますか、行政レベルとしての同じ中での審査ができないという問題は私ども非常に不満に思っています。ですから、それらについて逐一、全部聞かせていただきながら対応してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○元木 委員長   はい、山田課長。 ◎山田 地域整備課長   それでは御説明申し上げます。高齢者住宅賃借料が昨年より 130万 9,000円増ということになっております。これにつきましては、シルバーピアは民間が建設されて、それを市が借り上げているわけですけれども、当初の借り上げ契約のときに、その契約書の内訳なんですけど、当時は全体が右肩上がりの時代だったものですから、一定の家賃の値上げをしていきますよというような契約書になっております。これは当初、高齢福祉課が契約を結んだわけですけど、それをそのまま引き継ぎまして私ども受けてますので、その契約内容に基づいて家賃の改定というふうなことになっております。その結果 130万 9,000円ということでございます。  それから、次に光熱水費でございますけど、これの内訳でございますが、市が直接借り上げているものがシルバーピア深大寺、それから、同じく柴崎、多摩川、3棟ございますけど、それの階段、廊下の部分の電気代ということで、3棟一括して1年分18万円を計上してございます。 ◆内藤 委員   電気代18万ですか。 ◎山田 地域整備課長   そのほかにまだございます。そのほかに都営染地、国領のシルバーピアを私どもが都から管理を受けておりますので、その談話室の電気代ということで1年分12万円を計上してございます。合わせて30万円ということになります。  それから、ガス料金でございますが、これは先ほどの談話室のガス料金ということで年間2万 6,000円を計上させていただいています。  それから、上下水道代、上水道、それから下水道使用料ということになりますけど、これにつきましては市が直接借り上げている3棟分と都営染地の談話室分ということで、それぞれ、市の方が借り上げている分が4万 3,200円、それから都営染地、国領の方の談話室が3万 6,240円。これは切り上げて上下水道代ということで8万円を計上してございます。  次に維持補修費でございますけど、シルバーピアの管理を私どもはさせていただいているわけですけど、年間に何がというあれは特に決まっておりませんが、例えば蛍光灯だとか、そういうものが故障したときとか、あるいは何か突発的に部分的に壊れたということのために、修繕料として10万円。それから、計画修繕料というのがございまして、これは私どもで区分けしているわけですけど、退去リフォーム代というふうな名称なんですが、これはシルバーピアの入居者が何らかの理由で部屋を去るというふうなことが出てくるわけなんですけど、そのときのふすまだとかクロス、それから畳表、それのリフォーム代ということで計上してございます。ふすま、クロスが33万 7,000円、畳の表がえが7万 6,000円、そのほかに、シルバーピアの方は電磁調理器を使用しておりますので、これがそろそろ寿命になってきておりまして、ことしあたりもう幾つか故障しておりますので、その修繕代ということで15万 7,000円。すべて合わせて67万 2,000円を計上してございます。  それから、維持管理諸経費でございますけど、維持管理用消耗品ということで事務用品とか蛍光灯ということで3万 9,000円。印刷製本費ということで、これは納付書なんですけど、それを4万 9,350円ということで計上してございます。合わせて8万 9,000円ということになっています。それから、その維持管理諸経費の中に通信運搬費も計上してございます。これは事務郵送料とか電話代とか、そういうものですね。そういうことで21万 9,000円を計上してございます。同じく維持管理諸経費の中に、私どもで高齢者住宅清掃委託料というような名称で計上させておるんですけれども、これは入居者の中に身寄りのない方が不幸にも亡くなったというときには、もし身寄りがいれば、その方の所持品とかそういうものを身寄りの方が片づけたり引き取ったりされるわけなんですけど、身寄りがないという方がたまたまございますので、そういう人たちのいろんな荷物といいますか、そういうものを片づけるということで5万 4,000円計上してございます。  以上でございます。 ◆内藤 委員   ありがとうございました。 ○元木 委員長   ほかにございませんね。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   次にいきます。 170ページ、 171ページお願いいたします。はい、八木委員。 ◆八木 委員   御説明いただいたかもしれないんですけれども、道路管理事務費のところに物件補償というのが 100万円あるんですけれども、これはどういうあれなんでしょうか。 ○元木 委員長   はい、市橋課長。 ◎市橋 道路管理課長   これにつきましては、道路管理上、管理者が安全管理あるいは道路管理上のことから物件を補償するというふうな場合。 ◆八木 委員   その辺がちょっとよくわからないのですが。 ○元木 委員長   はい、鈴木課長補佐。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   ただいまの物件補償の内容でございますが、御承知のとおり道路管理課は市道の管理をしてございます。市道管理するには、民地と、要するに皆さんの土地と道路の境界をまず画定をすることが大前提になるわけです。そこで今決まっている道路でも、昔画定したもの、それこそ縄を張って間尺で道路の位置を出す、こういうケースから、最近では機械を使って、それこそミリ単位まで境界が明確になるというようなケース、いろいろあろうかと思います。当然、公の道路を画定するに当たっての瑕疵が仮にあった場合、ただ物件補償するようなケースがおのずと出てこようかと思います。前例は余り私も承知をしてないんですが、そういう場合に使用する物件補償費でございます。ですから、あくまでも道路を管理していく上で何か問題が生じたとき、その場合に執行させていただく経費でございます。 ◆八木 委員   例えば、去年とか、そういう例があったんでしょうか。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   ございません。
    ◆八木 委員   では、去年ではなくて、過去において。何年か、そういうのは御存じ……。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   私の在籍中は記憶はないと……。 ◆八木 委員   ということは、毎年これは 100万円不用額ということで、決算のときには不用額で落ちている、私、ちょっとそこら辺までわからなくて済みません。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   一定額の予算計上はさせていただいていますけども、執行した場合には減額をさせていただいています。 ◆八木 委員   大変基礎的な質問で申しわけないんですけれども、そういう場合があったときに補正予算で出すということは不可能なんですか。あらかじめ出しておかないといけないような性質なんですか。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   ケース・バイ・ケースだと思うんですが、仮に物件補償しなければいけないようなケースというのは以前から協議が続いていますので、その場で費用を持ってて補償しなければいけないケースと、あくまでも道路を決めるのは民間の土地を持っている皆さんと道路管理者との協議によって決めますから、その場ですぐ補償せい、あるいは建物をいじくんなきゃいけないという場合にはその場で補償するようなケースが出てきますので、一概に補正予算だけで対応が果たして可能かどうかというのは多少疑問が残りますし、一定の予算は持っていたいというふうに道路を管理する立場として思ったわけです。 ◆八木 委員   金額的にも 100万円で足りるか足りないかもわからないということですか。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   ケースによりますので、果たしてこれが妥当な額かどうかというのは──一般的な範囲内ということでこの程度まであれば対応は可能かなという判断のもとに、一応 100万円の予算計上をさせていただいています。 ◆八木 委員   例えば、他市とかそういうところをごらんになった結果なんですよね。まあ 100万円でいいだろうということではなくて、よそでこういうケースがあったというような経験があったんですよね。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   他市の状況はちょっと押さえておりません。 ○元木 委員長   よろしいですか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   物件補償についてまずお聞きしたいんですけど、 100万組んだということですけど、前年度の比較は幾らぐらいになっていますか。 ○元木 委員長   鈴木課長補佐。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   前年度はたしか10万円の物件補償です。 ◆内藤 委員   そうしますと、先ほど鈴木課長補佐がこの間私全然経験ないという中で組んで、何でここで90万の増額をした予算を組んだのか理由を教えてください。前年度は10万と聞いていますし、90万上乗せした理由と背景をお聞かせいただきたいと思います。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   昨年まで、先ほど申しましたように実態としてはほとんど皆無という状況でした。今回、科目が変わってきますから、道路の場合の物件補償と、4月1日以降水路関係、あるいは法定外の道路の関係も今度委任事項ということで市町村への移譲が出てきました。御承知のとおり、認定道路については廃滅状態にあってもほとんど境界が画定をされてございます。それ以外のもの、特に水路関係につきましては底地権は国にございます。機能管理に自治法の定めのとおり市町村が管理をしなければいけない。  今まではそれでよかったんですが、以降は権原が市町村に移管をされるというような状況から、当然そこら辺の作業も進めていかなければいけない。境界画定作業は当然出てございます。特に廃滅しているような水路の状態というのは、場合によったら侵されているという状況が当然あろうかと思います。ただ、それは境界画定が先なのか、そこにお住まいになったのが先なのかという因果関係を調べることは非常に難しいことかと思いますが、それは持ち得る資料等でそこら辺は相手方との協議によって画定をしていかなければいけない。権原もらっても、登記をする場合には当然地籍を確定しなければいけませんから、そういうためにも一定の費用はやはり持っていたいというふうに思っております。ただ、それが実際にあるのかというと、作業はこれから入りますので具体的な状況はそこまでわかりませんけれども、一定の費用を持っていたいという考え方でございます。 ◆内藤 委員   権原の移譲が地方分権化の中において確かに水路分は出てくるというふうに聞いております。しかし、それが道路管理課において、いつ委任されるのか、明確に教えていただきたいと思います。明確にいつおりてくるかだけ教えてください。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   平成12年の4月1日から具体的な移管作業の手続に入ります。まずは申請行為が必要でございます。一方、国有財産部局の考え方として、当初の年度、つまり平成12年度、各市町村どこにもそういう指示が出ているんですが、モデル的に1つの地区を決めて作業をやってみてほしい、こういう要望も財産部局長の方から出ております。  具体的にじゃあどこから入るかという検討はまだしておりませんけども、ただ、現在の東京都の作業状況なり、あるいは市町村のこれからの作業の過程の中で、早くても年内の末、あるいは来年に入ってからが一番最初に権原をいただける、要するに確定がされる時期かなと。そこら辺、まだ詳細の打ち合わせはこれから、今月も入っておりますし、原課の考え方として、当然その作業をやらなければいけない課としてはそういう考え方でおります。 ◆内藤 委員   そうしますと、その権原の確定に対してモデル地区を1つつくりなさいということですよね。調布に水路がどのくらいあるか、これから申請すると。モデル地区というのをこれから決めていくという状況の中において、90万もプラスして、水路で物件補償の問題というのが本当にあり得るのかどうなのか。それも、今年の末か来年に明けてからという状況の中における90万のプラスを組んだということですか。そうしますと、その権原が確定するとなると、市が移管して管理するとなると、当然、いろいろな手数料関係の問題も出てきますよね。これらの準備は今現在どうなっているか。 ○元木 委員長   はい、市橋道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   1地域というか、そういうふうな形で12年度については東京都の方から実施というふうな考え方が来ておりますけれども、その1地域というのは字単位という…… ◆内藤 委員   字? ◎市橋 道路管理課長   例えば調布小島町、あるいは下石原、富士見町、そういう1つの地域、1本の水路という意味ではないということですね。まずそれだけ御理解をいただきたいと思うんですけれども。1つの地域を定めて試験的にやってもらいたい。というのは、言ってみれば東京都を経由をしてやるけれども、実質的には三多摩、全市、区、全部入りますので、相当膨大な量になるので、試行的にそういう地域を定めて12年度から実施をしてほしいというような形になっております。  それから、もう1点、今御質問ありました占用料についてはまだ東京都と協議中でありまして、市民の利便性を考えた場合にどうしたらいいのか、その辺も加味しながら、移管に当たった場合の占用料をどちらで徴収するのか、あるいは証明発行、申請発行、それをどこでやったらいいのか、そういうものもあわせてこれから決めていくというふうな状況になっております。 ◆内藤 委員   そうした中において、この物件補償というものは基本的には境界の画定なり、権原の移管を受けてというところにおいて非常に未定の部分が多い。ましては試験的だと。東京都の対応において試験的にやっていただきたいという状況の中において、確定がされるのがあるとして移管受けて、即物件補償をする必要があるのかないのか。先ほど言ったように、ほとんどない、前例でないという中における、確定した後において、仮にいけば来年の当初、権原が来たと。来たとしても、その状況がわかるわけですよね。それこそ、八木委員が言ったように、補正含めて対応すればいい。非常に厳しい財政状況において、市長はぎりぎり組んできているという中におけるこの90万というのは非常に大きな数字だというふうに私ども思うんですけど、いつ確定できるかわからないものに、プラス90万もの予算化させて、これが不用額で 100万も消えていくということは果たしてどうなのかというのが1つ疑問に残ります。  そうした意味で、質疑についてはここでやめますけれども、後は討論の中でしたいとは思いますけど、私、非常に気になるということと、あとまた何点かあるんですが、よろしいでしょうか。 ○元木 委員長   どうぞ。 ◆内藤 委員   その上の職員人件費の中において時間外勤務手当、前年度比 354万 8,000円ほど減額になっていると思います。非常に大きな額が減額されています。これの理由と根拠、そして、これに対して本当に一般職の人が対応できるのか、また、サービス残業等を無理やりさせていくのではないかという危惧が私には非常にいたします。そういった意味で 354万 8,000円減額になっているその背景と根拠と理由をお教え願いたいというふうに思います。 ◎市橋 道路管理課長   昨今の天気状況といいますか……お天気。実は、私どもの方では道路の維持管理をするに当たって、雪害ですね、雪、毎年相当の雪が降るのではないかということで、その作業に当たっての時間外を年度当初から計上させていただいておりました。ここ1〜2年非常に雪が少なくなってきているような状況ですので、一応雪が降った場合の時間外等については改めて職員課等に予算をつけていただくような形にして、当初は雪害に対する時間外の勤務手当、それについては一応今回は外させていただいているというふうな状況になっております。 ◆内藤 委員   そうしますと、雪害に対するもので 354万 8,000円だということですので、人数と平均時間単価を削ったわけですよね。ちょっと教えていただけますか。 ◎市橋 道路管理課長   1回雪が降りますと、夜中ずっと待機あるいは作業というふうな形になります。これは状況にもよるんですけど、1回の雪が降りますと、平均的に約 100万かかっております。そういうところから年3回程度の雪の被害というか、そういう状況がこれまでは平均的にあったというふうな状況ですけれども、ここ1〜2年、ことしなんかも調布市の場合雪が全然ない、去年についても大した降雪がなかったという、だんだん温暖化されてきてないのかなというふうな状況の中で、あった場合については対応していただくということで、今回その分を減らさせていただいたというふうになっております。 ◆内藤 委員   確認いたしますけども、その雪害における、雪が降ったときの残業手当は人事当局、総務部含めて確認済みであると、その保障はしますということで私は理解してよろしいということですね。基本的にはそれだけの減額であるということで、職員に対するサービス残業等はないという理解でよろしいんですね。 ◎市橋 道路管理課長   私ども道路管理課あるいは建築指導課については、現在のところサービス残業というのはございません。 ◆内藤 委員   そういうことで、建築指導課の方も今の時間外はすべて守れるということで、これが代休だとかという話にならないで済むという理解で私はいいということですね。 ◎市橋 道路管理課長   今まで私どもの予算の中ではそういうことはやったことがございません。 ◆内藤 委員   わかりました。  それともう1点。道路管理事務費の下の項ですけれども、職員旅費、これも非常に減っていまして、32万ほど減っていると思います。約3分の1になっています。そんなに単年度で変わるものなのかどうなのか、また根拠とそれを教えていただきたいと思います。 ◎市橋 道路管理課長   これにつきましては委員さん方も御承知おきかと思いますけれども、昨年度までは市内出張手当、これがございました。一応、市内出張の精査分を──これ、1回出張しますと 300円あったわけですけれども、これの減額分です。 ◆内藤 委員   間違いなく市内出張分ですか。出張手当分でよろしいんですね。それは、いつ、市内出張手当が廃止されたんでしょうか。 ○元木 委員長   もしわからなかったらまた後で示して……(「いえいえ、また後でやるのはまずいですよ。ページを送っていったら、これできなくなっちゃうでしょ」と呼ぶ者あり)、それはまた後でやってもね。 ◆内藤 委員   やってもいいですか。 ○元木 委員長   いいですよ。 ◆内藤 委員   だったら、後で。 ○元木 委員長   じゃあ前へ進みましょう、その次の。 ◆内藤 委員   前というか……委員長。 ○元木 委員長    300円の件でしょう。 ◆内藤 委員    300円のは後日……このページはもう一回やっていいということですか。 ○元木 委員長   いやいや…… ◆内藤 委員   思い出したらやってもいわけですね。今のを忘れちゃうと……(「委員長、ちょっと」と呼ぶ者あり)。 ○元木 委員長   はい。 ◆鈴木 委員 
     何回やってもいいというのはまずいよ。何回も戻ってもいいということは、これは審査上無理なので、それはきちっとけじめだけつけてくださいよ。 ○元木 委員長   はい、わかりました。  で、どうする?(「だから、質問が留保しているところは戻っていいということだ」「そういうことでしょ。それを何回も戻ってもいいということではないでしょ。きちんとそれだけしてくださいよ」と呼ぶ者あり)。質問が留保されたのだけは戻っていい、そういう意味で言ったんだけどね。まあ、いいや、答えが出るようですから。 ◎市橋 道路管理課長   いやいや、答えじゃないんですけれども、後ほどちょっと調べさせていただきましてお答えさせていただきたいと思います。 ○元木 委員長   一応、内藤委員さん、そういうことで。 ◆内藤 委員   はい、わかりました。じゃあ留保をさせていただきたいと思います。  あとまだあるんですけども、よろしいでしょうか。 ○元木 委員長   はい、どうぞ。 ◆内藤 委員   説明を受けたと思うんですけども、区域線測量等委託料と路線調査測量等委託料、これの違いといいますか、この測量委託料の。ともに境界画定的な形の説明をされていたような気がしたと思うんですけれども、路線測量等調査委託においても、境界画定のことがあったように気がしますし、区域線測量等委託調査についても境界画定の部分があったような説明だったというふうに私はきのうちょっと認識したんですけども、これは全然違うものなのかどうなのか、もう一度説明をお願いしたいと思います。 ◎市橋 道路管理課長   私の説明が不行き届きであったのかもしれませんので、もう一度説明をさせていただきます。路線調査測量等委託料、これにつきましては境界図があっても現地が不明確で境界石が紛失している場合、新たに立ち会いをして境界を革正させる必要が道路管理者としてありますので、その場合の測量をするための委託経費というふうに御理解いただきたいと思います。それから、区画線の測量等委託なんですけども、これにつきましては今現在市内に朱道がありますけれども、これを国から調布市に無償譲与を受けます。それは隣接の方々がぜひ払い下げてほしいという場合に、廃滅している場合には国から無償譲与を受けるわけなんですけれども、その無償譲与を受けるに当たってのその朱道の測量あるいは分筆の嘱託登記等の財産処理をするための委託料、それを区画線測量等委託料というふうな形で明記してございます。  以上です。 ◆内藤 委員   ともに 1,000万以上の 1,200万、 3,000万というものなので、まず上の方の路線調査測量等委託料ですけれども、 1,200万予算計上されていまして、これのいわゆる立ち会い関係ですか、どのくらい予定して、成果物はどのくらいになるのか、何本ぐらいを予定しているのか、 1,200万のこれが出てきたのかを教えていただきたいと思います。 ◎市橋 道路管理課長   一概には申し上げられませんけれども、路線調査の測量等の委託といたしまして、例年平均的なところから4万 3,000平米の路線調査の測量を今回組んでおります。それから、それに伴います石標の埋設、境界石を入れるわけですけれども、それを約 150本程度入れるだろうというふうな状況の中で予算を組んでありまして、金額的には、路線調査の測量委託として 720万、石標の埋設については 150本で 528万 6,000円。合計 1,248万 6,000円というふうな数字になっております。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。続いて区域線測量等の関係ですね。 ◎市橋 道路管理課長   この区域線についてもやはり相手があるわけですので、要するに廃道してほしいというふうな市民の方からの申請があるわけなんですが、これも平均をいたします、例年の例からいっておりますけれども、朱道処分に伴う測量委託、これを80万、それから分筆の嘱託登記等の財産処理委託、これを 100万という形の中でそれに消費税を加えまして、合計 189万円…… ◆内藤 委員   済みません、失礼しました。道路台帳整備費と間違えていました。わかりました。 ○元木 委員長   よろしいですか、このページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   では次のページにいきます。 172、 173ページ。はい、八木委員。 ◆八木 委員   一番上の諸経費のところなんですが、先ほどちょっとお伺いしたんですが、その中に印刷製本費というのが入っているかと思うんですけれども、これはどういったものなのかということと、あと金額。もう1つ、道路事故賠償保険料というふうにおっしゃったんですが、道路事故賠償保険料というのは一体どういうことなんですか。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   まず、それでは道路事故賠償金なんですけど、これについては、道路管理者が万一瑕疵によりまして歩行者あるいは通行者等に被害、損害を与えたという場合の予算です。予算科目を残しておきませんとできませんので、科目存置ということで 1,000円。 ◆八木 委員   それは前のページですね。それも何だろうなと思ったんですけど、今説明を聞いてわかりました。  それで、それのための保険料を諸経費の中で払っていますという説明をきのう受けたと思うんですけれども、保険料が幾らぐらいなのかということで、今の御説明で私の解釈では、例えば、自転車なんかで走ったときに、穴ぼこがあいててひっくり返ってけがをしたよというときに市に賠償請求する、そういうふうな感じで受けとめたんですけど、それでよろしいですか。 ◎市橋 道路管理課長   そのとおりでございます。 ◆八木 委員   この保険料が幾らになるかということで、きのう印刷製本費とそれを私書きとめているんですが、ほかにもありましたら、その金額を、幾らになるか教えていただけませんか。 ◎市橋 道路管理課長   それでは、道路賠償責任保険についてなんですけれども、市道が今現在調布市内には 384キロございます。それに対しまして万が一、先ほど言ったような場合の保険を掛けているわけなんですが、単価として1キロについて 1,360円というふうな数字で計算をさせていただいています。それからもう1つ、サイクリング道路、多摩川、野川にサイクリング道路がありますけれども、そのサイクリング道路につきましても現在両方で13キロ距離がございます。それにつきましては1キロ当たり 490円の掛金の保険料に入っている、そういうふうなところの数字でございます。 ◆八木 委員   あと、ほか……。今すぐに計算できないんですけど(「諸経費の中身全部教えてくださいということなんでしょ」と呼ぶ者あり)。印刷製本費も合わせて。保険料も全体で幾らなのか、済みません、計算できないので。 ◎市橋 道路管理課長   それでは、もう一度御説明を。諸経費については、印刷製本費については12万円であります。庁内の印刷が不可能な大判の図面等の印刷費というふうな形になります。それから、会議来客用賄いとして 8,250円。道路賠償責任保険、ただいま御説明申し上げましたけれども、それが52万 8,610円。各種負担金、これにつきましては7団体ございますけれども、その負担金として35万 5,000円。郵便料、これは立ち会い等の通信活動費用ということで3万 9,000円。以上で諸経費の内訳になっております。 ○元木 委員長   ほかにございませんか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   その諸経費の7団体35万円の内訳をお願いいたします。団体名と全部お願いいたします。 ○元木 委員長   はい。 ◎市橋 道路管理課長   まず、7団体ございまして、野川・仙川改修促進期成同盟、これにつきましては負担金が3万円です。東京河川改修促進連盟、6万 5,000円です。多摩川流域協議会、これが6万円です。多摩川改修促進協議会、これが3万円です。東京都総合治水対策協議会、これが10万円です。道路協会、これが3万円です。もう1つ、関東国道協会、これの負担金が4万円です。 ◆内藤 委員   はい、わかりました。 ○元木 委員長   では、次のページいきます(「次のページじゃない。次のページと言わないでください」と呼ぶ者あり)。ほかにないかと思って(「いや、勘弁してください。ここは後でもう一度、建築指導課のところがありますので」「済みません」と呼ぶ者あり)。八木委員。 ◆八木 委員   建築審査会についてお伺いする場はここしかないので、中身についてお伺いしたいんですが、建築審査会、有川議員の一般質問の中にもありましたけど、これも女性が全然入ってない委員会なんですね。条例を見てみましたら、委員5人をどういうふうに選ぶとか、そういう規定が一切入ってないんですけれども、現実に今どういう方が委員をやっていらっしゃるのか、ちょっとお教えいただければと思うんですけれども。 ○元木 委員長   はい、長屋主幹。 ◎長屋 建築指導課主幹   建築審査会は建築基準法に基づいて建築審査会の設置というようなことがございます。その中で各学識経験者、弁護士だとか都市計画、あとは建築だとか環境衛生、そういう方々の中から5名を選出しているわけでございます。  それで、現在の構成ですか。それから弁護士等ですね。 ◆八木 委員   はい、そうです。 ◎長屋 建築指導課主幹   今は、構成は都市計画、建築、それから弁護士、行政の出身、環境衛生。  以上でございます。 ◆八木 委員   行政出身ということは、どこか役所にお勤めだった方で退職者ということですか。 ◎長屋 建築指導課主幹   東京都の建築指導部でございます。 ◆八木 委員   ということは、審査会の5名はすべて学識経験者であるということで理解してよろしいですか。 ◎長屋 建築指導課主幹   よろしいと思います。 ◆八木 委員   任期とかありましたよね。済みません、私覚えてないんで。 ◎長屋 建築指導課主幹   建築基準法の第5章で建築審査会ということがございます。その中で建築審査会、それから委員の任期ということがございまして、任期は2年ということでございまして、12年度は11年度から引き続いてということになってございます。  以上でございます。 ○元木 委員長   では、このページはよろしいですか。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   先ほどから言ったように、内訳をくださればこんなこと私言わないんです。ですから言いますけども、建築審査会運営費の内容を教えていただきたいと思います。それと、審査会委員報酬、5名の方ですけれども、東京都行政指導部の方にもお支払いしているのかどうなのか、それをお聞きしたいと思います。 ○元木 委員長   長屋主幹。 ◎長屋 建築指導課主幹   まず建築審査会の運営費でございますが、参考人の旅費というのがございます。参考人を建築審査会に呼んだときに用意いたすものがございます。1名分というようなことでございます。 ◆内藤 委員   幾らですか。 ◎長屋 建築指導課主幹 
      9,400円です。それから、全国建築審査会協議会負担金。その金額もですか(「はい」と呼ぶ者あり)。5万円です。全国建築審査会長会議負担金1万 2,000円。  以上でございます。 ◆内藤 委員   それだけですか、建築審査会の運営費というのは。合わないよ。私は、要は86万 3,000円の内訳が欲しいんです。 ◎長屋 建築指導課主幹   失礼しました。執筆料ですね、役務費で速記料がございます。これが57万 6,450円。公聴会の速記料19万 2,150円。  ──ちょっと、今細かい数字をまとめますので。 ○元木 委員長   粕谷副主幹。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   重複になりますけれども、もう一度申し上げます。全国建築審査会長会議 1,200円と申しましたが、 2,000円です(「済みません、私、1万 2,000円と聞いたんですけど、 2,000円なんですか」と呼ぶ者あり)。全国建築審査会長会議の委員の旅費としましては 2,000円。 ◆内藤 委員   委員長、ですから私どもは、この……委員長、済みません。 ○元木 委員長   ちょっと待ってください。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   全国建築審査会長会議の委員の旅費としましては 2,000円。それから職員の旅費としましては 2,000円です。食糧費といたしまして 7,000円。あと、参考人の旅費としまして1万円。それから速記料、役務費ですけれども、こちらが76万 9,000円。各種負担金、全国建築審査会長会議負担金が1万 2,000円。これは負担金でございます。全国建築審査会協議会負担金、こちらが5万円。食糧費といたしまして1万 5,000円。通信運搬費、郵便ですが、こちらが 3,000円でございます。  以上でございます。 ○元木 委員長   はい、八木委員。 ◆八木 委員   速記料ってこんなに高いんですか。今までそういう説明をどこでも受けたことがないものですから。それは、審査会の速記のために76万 9,000円ですか。 ○元木 委員長   長屋主幹。 ◎長屋 建築指導課主幹   審査会と公聴会ですね。 ◆八木 委員   公聴会があるわけですか。 ○元木 委員長   よろしいですね。では、内藤委員。 ◆内藤 委員   今、粕谷さんの言われたやつで、間違いなく86万 3,000円になるんですね。先ほど長屋主幹は速記料は57万 6,160円と言われて、今は76万 9,000円と言われたんですよ。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   速記料が76万 9,000円です。 ◆内藤 委員   76万 9,000円ですよね。先ほど長屋主幹が言われた57万 6,000円というのは何ですか。 ◎長屋 建築指導課主幹   審査会用の速記料ですね。それから公聴会の速記料も入れて76万 9,000円ということです。 ◆内藤 委員   合わせて76万 9,000円になるということですか。──はい、わかりました。 ○元木 委員長   はい、任海委員。 ◆任海 委員   交通安全対策ですが(「これは別個だよ。これはうちじゃないよ、交通安全対策費は。そうじゃないよ、これは違いますよ」と呼ぶ者あり)、施設は道路管理(「これ出てないじゃないの」と呼ぶ者あり)。出てるじゃない。前は、項目で交通安全施設整備費とあったんですね。それで、カーブミラー、反射鏡と防護さくが項目として入っていたんですけど、予算書から項目もなくなっちゃったんですが、どうしてなくなっちゃたんですか。 ○元木 委員長   どうですか、答弁の方。はい、市橋課長。 ◎市橋 道路管理課長   従来、新設のカーブミラーについてはみちづくり推進課で設置をしておりましたけれども、事務の効率化、市民サービスの向上というふうな観点から、カーブミラーについてはすべて道路管理課で一本で行うというふうな中から、 173ページの道路管理課の交通安全施設維持管理費、これの施設維持補修費の中に一本化、11年度からされております。 ◆任海 委員   これまで予算のつけ方は、維持管理費と新設は別にしてたんですよ。ほかのところもみんなそうでしょう。一緒にしているところないでしょう。それでちゃんと項目として反射鏡と防護さくがあったんですよ。これじゃあ、それに幾ら使ったわからないじゃないですか。維持管理というのは、割られたりぶつけられたり、そういうものの維持管理のためでしょ。新設というのは別分けだったでしょ。 ◎市橋 道路管理課長   確かに、この交通安全施設維持管理費というふうな名称、それから施設維持補修費、補修というのと紛らわしい部分があろうかと思いますので、今後、財政当局の方と名称等の検討をさせていただきたいというふうに思います。 ◆任海 委員   要するに、説明項目で維持管理費だし、さらにその説明で施設維持補修費になっているんですね。ですから、これでは防護さく、カーブミラーがどうなっているのか全くわからないんですよね。実態はどうなったんですか。この予算の中でどれだけ含まれているんですか。 ◎市橋 道路管理課長   この維持補修費の中に、防護さくにつきましては 455万 8,050円というふうな形で修理委託の予算を計上してございます。それから、道路反射鏡につきましては新設分として 403万 2,000円、それから修理費として 672万円という形になっております。 ◆任海 委員   それぞれ、防護さくの設置メーター、スパン、長さ、それからカーブミラーの数を言ってください。 ◎市橋 道路管理課長   まず道路反射鏡の新設につきましては20基です。それから修理につきましては40本。防護さくの修理につきましては 500メーターを計上してございます。 ◆任海 委員   防護さくの新設は。 ◎市橋 道路管理課長   私どもの方では修理ということで、新設についてはみちづくり推進課の予算の中で防護さくの方は計上してございます。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   では、まず防護さくの設置工事が今ゼロですよという話でございますので、防護さくにつきましては御存じのとおり歩行者の安全を考えまして、経年による劣化とか、損傷がある箇所の取りかえ、また市民要望による設置、歩道の幅員が2メーター以上ある路線、そういった路線で歩行者の安全を考えて、必要ある箇所に設置してまいりました。  現在、設置できる要件、歩道の幅員が一応2メーター以上とか、市民要望、それから緊急性のある路線、これはあくまでも新設という考えですので、ある程度路線で考えます。そういった路線は今のところかなり整備が進みまして、緊急性のある路線は今ないという考えで、12年度は一応設置工事費としては計上してございません(「委員長、済みません」と呼ぶ者あり)。 ○元木 委員長   はい、鈴木次長。 ◎鈴木 都市建設部次長   職員の方でちょっと家庭の事情があってここの席から外れたいということなので、お認めいただきたいんですが。道路管理課の課長補佐。 ○元木 委員長   はい、わかりました。──はい、副委員長。 ◆任海 委員   防護さくがこちらの方の計画でもゼロになった、先送りになったんですね。だから、要望がなくて先送りなのか、予算を切り詰めるために先送りなのか、随分違うわけ。同じ先送りであっても。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   防護さくにつきましては、今のところ市民からの要望は受けておりません。 ◆任海 委員   市民の要望がなくても、市の方としてもこれから新たに防護さくをつける場所も当面ないと考えているのか、それとも、あるけれども全体の予算の枠の中で見送ったのか、どっちなんですか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   あくまでも防護さくをつける場合は、一応歩道幅員が──歩道幅員といいますか、今、バリアフリーと申しまして、車いすの方とかそういった方のことを考えますと、2メーターの歩道というところに防護さくをつけますと、実際2メーターを切っちゃうわけですね。ですから、できれば2メーター50以上の歩道につけるのが望ましいんですけども、そうはいいましても、2メーター以上に一応つけるのが原則でやっていますが、路線で2メーターの歩道があって、設置できる要件があるような路線というのは今のところそんなに残ってない。大体市内見渡していただいてもついているのではないかと思います。確かに、古くなって多少さびが出ているとか、そういった路線はあろうかと思いますけれども、機能上はそれほど支障はないと思われます。  以上です。 ◆任海 委員   わかりました。カーブミラーは例年30基ずつ予算化してますよね。それは市橋さんの方か、今度20基になっているんです。 ◎市橋 道路管理課長   実際にカーブミラーについては、毎年市民要望という形の中で道路状況によって設置をさせてきていただいております。当初、年間予定として、ほぼ市内にカーブミラー設置がされてきているような状況の中で、新年度については20基程度で足りるのではないか。これは財政当局の方にもお願いはしてございますけれども、市民要望という中で設置しておりますので、財政の方、当局において、市民要望の多いときには対応を考えてほしいということの中で、この20基という形で予算を計上してございます。 ◆任海 委員   わかりました。けさも来がけに自転車で走っていたら、任海さん、任海さんと呼ばれて、カーブミラーつけてくれと言われて、住民の人が一番要望を出していることなので、予算がこれしかありませんということにならないようによろしくお願いします。  それから、さっき言ったみたいに、昔はそういう科目──昔って、去年でなくなった、おととしまではちゃんと交通安全施設は施設整備費として残っていたんだから、維持補修とは違うんですよね。そのようにすべきだと思います。 ○元木 委員長   はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   昨年、同じ質問をさせていただいている件があるんですが、当然、この防護さく、ガードレール、ガードフェンス含めて自然に腐食をして壊れてしまうというようなこともあろうかと思いますけれども、往々にしてやはり交通事故、もしくは接触、当て逃げというような形での損傷が多いのではないかというふうに、私、去年質問をさせていただいています。相手がわかる場合には、任意保険なり、もしくは相手の賠償責任の中でそれを当然修理していただくというのが前提だという私の意見を述べさせていただきましたが、例えば、昨年度、どうしても相手がわからないというものは別として、件数的にどのくらい対保険会社だったり、対事故の当事者だったりというようなことではございますかね。 ○元木 委員長   道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   10件以内という状況です。ほとんどのケースの場合当て逃げで、破損状況からいたしまして、よく当て逃げして帰れる、車が動いたなと思うようなひどいものもございます。  以上です。
    ◆伊藤 委員   市民の大切な税金でありますので、できるだけ相手がわかるように、我々も常日ごろ見てなきゃいけないなというふうに思うんですけれども、できるだけそういった形で壊したものに関しては賠償させるんだという意気込みをもうひとつ前進していただきたいな、こんなことを要望させていただきます。 ◎市橋 道路管理課長   私どもの方でも、今、委員さんの方から言われたことを常日ごろ徹底いたしまして、調布警察署と連絡を取り合いながら、相手の特定をなるべくするように努力いたしております。 ◆伊藤 委員   よろしくどうぞ。 ○元木 委員長   はい、前当委員。 ◆前当 委員   1点お伺いします。交通安全施設の関係で、道路照明設置工事費とあります。その下に横断歩道照明設置工事費とあるんですが、横断歩道という名称が下の方の場合はついているんですが、横断歩道、横断帯を何か照らす、白いところを浮かび上がらせて横断歩道になっていますよと強調するための照明だと思いますが、上の方の道路照明設置というのは、先ほど御説明いただいた中では信号のないところとお聞きしたような感じがしたんですが、その違いといいますか、その辺の目的といいますか、その効果、どういうところにねらいがあるのかちょっと教えてください。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   私の説明も不十分だったのかもしれませんが、横断歩道照明設置工事につきましては、今、委員さんが言われたそういうものです。それから、その1つ上の道路照明の設置工事費、これについては街路灯ですね。これは昔建てたもので、20ワットの蛍光灯の街灯になっております。それを80ワットの水銀灯に年間 100基、地区を定めて一斉改良を行っているんですけれども、そのための設置工事費というふうに御理解いただきたいと思っております。 ◆前当 委員   ちょっと私は勘違いしてまして、わかりました。その横断歩道照明設置工事ですけども、これは、大変スピードを出して、特に夕方の時間、雨の降ったときなんかは大変危険な状態で、この横断帯があってもなかなか気づかないということがありますし、また、その横断帯を歩行されている、横断している方も見えないぐらいになる場合あります。そういったためにこの照明をしてここに通っている、あるいは横断帯があってそこを渡っているということかと思うんですが、こういうふうなところというのはこれからも年次ごとに推進をされていかれるのか。  といいますのは、以前に、一昨年ごろだったと思いますが、調布は交通安全宣言都市もやったんですけれども、死亡事故が大変ふえた時期がありました。そういうことで警察の方も頑張っていただいて、行政と一体となったキャンペーンもやったと思いますね。そういう中で死亡事故ゼロを目指して頑張っていらっしゃるわけですけども、そういった観点からも横断歩道照明設置工事は非常に効果あると私は個人的に思っているんですが、その辺についてのお考えをちょっとお伺いしたいと思います。 ◎市橋 道路管理課長   私どもの方でも横断歩道の照明につきましては、信号そのものは警察の方で管理をしているわけなんですが、今、委員さんからお話ありました、横断する歩行者が安全に渡れる、車両の運転手さんからもはっきりと横断者が明確にわかるというふうな状況から、交通事故が少しでも減ればということで今後も続けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ◆前当 委員   はい、わかりました。 ○元木 委員長   八木委員さん。 ◆八木 委員   きのう詳しく御説明をいただいたんですけど、防犯外灯の電気料助成金で、ここに今載っている 168万って、残った4自治会分というふうに考えてよろしいですか。 ○元木 委員長   市橋課長。 ◎市橋 道路管理課長   そのとおりです。 ◆八木 委員   そうしますと、市に移管した分、去年はたしかこの予算 480万ついていたと思うんですけれども、市に移管した分の電気料金というのは上の光熱水費の中に入っているんでしょうか。 ◎市橋 道路管理課長   はい、その中に入っております。 ◆八木 委員   それと、さっき水銀灯に変えるということで、20ワットから80ワットに変えたと。ちょっと考えると、20ワットから80ワットに変えるということは電気料金も上がるんじゃないかな、なおかつ、去年負担した分も加えて光熱水費って非常に上がっているんじゃないかなと思ったんですけど、 6,500万という数字は去年とほとんど同じようなので、どうしてそういうふうになるのかちょっと教えていただけますか。 ◎市橋 道路管理課長   光熱水費というのは非常に算定のしづらい予算でございまして、結局、石油の上がり下がりというんですか、そういうものによって相当の金額に差が生じてまいります。そういうところから、毎年そうなんですけれども、光熱水費につきましては前年度並みの予算を計上させていただいて、その石油の上がり下がりによって財政当局の方に対して補正なり、あるいは減額なりの手続をさせていただいているというのが現状でございます。上がるということで多目にとっておくのではなくて、世の中の状況に応じてという形の中で対応させていただくということです。 ◆八木 委員   はい、わかりました。 ○元木 委員長   鈴木委員。 ◆鈴木 委員   1点だけちょっとお伺いしたいんですけれども、自発光式交差点鋲設置委託料ですか、この資料見ますと、修理と合わせて23ヵ所というようなことになっていますけども、多分、これは信号機のない交差点についているという、ぴかぴかっと光っているやつではないかなという気がするんですが、今、調布市内で設置の状況、どの程度設置されているのか。全体的にほぼ完備しているのか、それともまだ若干残っているのか、ちょっとそれだけお伺いしたいんですけど。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   現在、 206基調布市内に自発光式の交差点鋲が設置をされております。今、委員さんからお話ありましたように、毎年、新設については5個、それから改良という形の中で、当然事故等で傷んだり壊れたりそういうふうなものがありますが、その改良を18個ということで年間23個行っている。ですから、毎年5個ずつぐらいふえてきておりまして、ほぼ調布市内設置を終わってきているんですけれども、新たにどんどん人の動きがふえる地域がございますので、今後も引き続き予算化をさせていただきまして、安全な道路づくりに努力していきたいと思っております。その辺よろしくお願いいたします。 ◆鈴木 委員   多分、これは信号のない交差点ということで、出会い頭の事故とか、非常に多い事故のある交差点から順次やっているんじゃないかなという気はするんですけども、市民の安全という面ではそれ以上に、新設5ヵ所ということでなく、できるだけ設置していっていただきたい。これは要望にしておきます。 ○元木 委員長   はい、八木委員。 ◆八木 委員   建築指導課の管理事務費のところで定期報告業務委託料というのがありますが、定期報告というのはどちらからどちらに報告するんですか。 ○元木 委員長   長屋主幹。 ◎長屋 建築指導課主幹   建築基準法の12条に、一定の特殊建築物だとか、言うなら事務所だとかということで、建物を持っている所有者は特定行政庁に報告しなければならないですよということがあって、3年に1度のものと毎年行うものとがあるんですね。共同住宅なんかは例えば3年に1度というようなことでの報告がされるわけです。それを私言いましたように、東京防災まちづくり防災センターへその中身をチェックしてもらうということでの業務委託をする費用でございます。 ◆八木 委員   今お伺いしたのは、だれがだれに報告をするんですかということです。 ◎長屋 建築指導課主幹   建物の所有者です。建物の所有者が、特定行政庁ですから市ですね、調布市に報告するということでございます。報告するときに作成する内容をつくられる方というのはまた資格がございます。そういう方がその所有者に基づいて建物のチェックをして、特定行政庁に報告されるわけです。 ○元木 委員長   よろしいですか。 ◆八木 委員   ちょっとわからない。そうすると、市は報告を受ける側ですよね。 ◎長屋 建築指導課主幹   そうですね。 ◆八木 委員   報告を受ける側が、作成委託料を払うんですか。 ◎長屋 建築指導課主幹   それを特定行政庁に報告するわけなんですが、結局は、東京防災まちづくりセンターという東京都の財団がございますが、そこへ業務を委託してチェックをしてもらっているわけでございます。 ◆八木 委員   報告内容がちゃんと正しいかどうかを調布市で判断をする前に、防災まちづくりセンターに業務委託をしてチェックをしてもらうということなんですか。それはチェックをするための資格とか必要なためでしょうか。 ◎長屋 建築指導課主幹   人員をふやして業務を受けるという体制も1つの方法だと思いますが、1つに、通達の中で東京防災まちづくりセンターへその業務を移管してくださいよということを言われているわけでございます。ですから、建物の所有者が東京防災まちづくりセンターへ報告書を出したものが特定行政庁に送られてくるというのが、実質な今の流れでございます。それで、特定行政庁が、そのチェックされてきたものの中身で問題があれば、それに対して何からの補修というか、改善の指示を出すということになってございます。 ◆八木 委員   ちょっと感覚的にわからない。そういう場合は、業者がそこに委託をして、委託料は向こうが払うのが普通かなというのが私たちの感覚で、ちょっとわからないんですが。 ○元木 委員長   下留課長。 ◎下留 建築指導課長   本来、建て主がじかに特定行政庁へ出せば一番いいわけですけれども、専門性が必要とされますので、委員さん言われるように、建て主が設計事務所なり資格のある人に依頼をする。特定行政庁は人員に余裕があれば受けられるんですけれども、日常業務、確認業務で追われていますので、実際の定期報告というのは集中して出てくるわけですね。 ◆八木 委員   時期的に決まっているわけですか。 ◎下留 建築指導課長   そうです。そうすると、行政の人数をふやしてやるよりも、その特定の団体のところへ委託してやった方が合理的だということで、多分、行政庁は東京都の外郭団体の方へ出すように指導しているということになっております。 ◆八木 委員   チェックする要員をふやすよりは出した方がいいということでよろしいですね。はい、わかりました。 ○元木 委員長    173ページまでよろしいですね(「まだあるんですけど」と呼ぶ者あり)。まだあるの。 ◆八木 委員   それこそ、諸経費のところでまた負担金が出てきましたので(「たくさんあるんだったらここで休憩するし、少ないんだったらここまで終わらせちゃうけど、どっちにする」「大変大きな話もありますから」「じゃあ休憩しようよ」と呼ぶ者あり)。じゃあ、ここで一たん休憩いたしまして、午後にまた再開いたします。時間は午後1時40分から再開いたします。    午前11時49分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時40分 開議 ○元木 委員長   委員会を再開します。  午前中に内藤委員からございました職員旅費の分、道路管理課の方。 ◎市橋 道路管理課長   午前中に御質問がありましてお答えできなかった部分なんですが、職員の旅費の 300円の問題につきましては、平成11年4月1日に出発する市内出張から廃止になっております。  以上です。
    ○元木 委員長   よろしいですか。 ◆内藤 委員   その分が引かれたということですよね。 ◎市橋 道路管理課長   そうです。 ◆内藤 委員   予算上は4月1日ということでのせていたけれども、今年度からはそれを外して計上しましたということですよね。 ◎市橋 道路管理課長   はい、そうです。 ◆内藤 委員   わかりました。 ○元木 委員長   では、 173ページ、先ほどの、午前中の続きをやりましょう。はい、八木委員。 ◆八木 委員   建築指導管理事務費のところの消耗品費が 113万ありますけれども、具体的にどういうことがあるのかを教えていただけませんか。 ○元木 委員長   粕谷副主幹。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   消耗品費 113万 9,000万円の件でございますが、大別しますと、文具費、被服費、フィルムであるとか図書、雑誌、追録加除、それからポスター、パンフレットでございます。 ◆八木 委員   ポスター、パンフレット、中で使うものと外へ出すものとが分かれて、ポスターとかパンフレットというのは外に向けて、その後、フィルム代とかそういったものは中で使われていまして、そういうのの区分けとかはなさってないんですか。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   ポスター、パンフレットとは言っておりますけれども、基本的に違反建築物の是正指導に用いる工事停止であるとか、施工停止であるとか、そちらのポスターを計上しております。ポスターという言葉は使ってない、ステッカーです(「赤紙でしょ。赤紙と言った方が早いよ」と呼ぶ者あり)。赤紙です。 ◆八木 委員   はい、わかりました。  その中で一番お金がかかっているものというのは何なんでしょうか。 113万という金額自身が消耗品としてはすごく大きいのかなと思いまして。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   60万ぐらいでございますけれども、追録加除というのがございます。建築指導課におきましては構造便覧であるとか、建築基準法に関係する法令集がたくさんございます。こちらの追録が非常に多いものですから、また、法令に基づきまして行政執行をしておりますので、こちらも欠かせないということでとらさせていただいております。  以上です。 ◆八木 委員   ということは、ほとんど文書関係ですよね。追録というのは規程集みたいなものですね。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   はい、そうでございます。 ◆八木 委員   わかりました。 ○元木 委員長   このページよろしいですか(「今の残ってますということで」と呼ぶ者あり)。じゃあお願いします。どうぞ。 ◆内藤 委員   施設維持補修費の中で、先ほど任海委員等皆さん発言されていますけれども、先へいくとかなりの金額が残るんですけれども、ほかにも多分あると思うんですね。街路灯とか防護さくとかというのがありましたよね。それだけの金額を差し引きますと、 7,800万の予算の中においてかなりの金額が残りますよね。その残った分の内訳というのを教えていただきたいんですけども(「予算はあくまで予算だろ」と呼ぶ者あり)。でも、さっきの聞いたのがですね、 500万単位でずっとなってまして(「予算はあくまで予算だからさ、正確にはいかんと思うよ」「 1,000万のやつ」と呼ぶ者あり)、 1,000万のやつで 7,800万ですから、残りが絶対 6,000万ぐらいあるわけですから。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   先ほど御質問いただいた部分でお答えしましたが、そのほかに道路照明の修理委託、これが 5,009万 9,175円ということですので、これが約 5,000万。 ◆内藤 委員   あとほかにはありませんか。 ◎市橋 道路管理課長   先ほど道路反射鏡修理委託、これが 672万ということで、防護さくの修理委託が 455万 8,050円。あと区画線、要するに道路に引いてあります白線ですけれども、これについて区画線の表示委託、これが 1,089万 600円。 ◆内藤 委員   白線の委託料、これは道路のところに出すための委託料ということですよね。年間大体どのくらい出しているんでしょうか。 ◎市橋 道路管理課長   これについては記号、文字ですとか白線とかさまざま、白線でもそれぞれ幅だとかそういうものがありますので、一概には何メーターというのはちょっと申し上げられません。 ○元木 委員長   ではよろしいですね。次のページにいきます(「済みません、諸経費を全部説明していただけるという一番最初のお話だったので。建築指導管理事務費の中の諸経費なんですけども、 173ページ」と呼ぶ者あり)。この説明? ◆八木 委員   はい。その中に負担金等ありますけれども。 ○元木 委員長   はい、粕谷副主幹。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   金額も述べた方がよろしいでしょうか。 ◆八木 委員   はい、お願いします。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   まずは負担金、補助及び交付金でございますけれども、講習会等の負担金につきまして35万 5,500円でございます。それから備品修繕といたしましては4万 2,000円。食糧費が 7,000円。通信運搬、郵便料でございますけれども、19万 8,000円。機器借り上げ5万円でございます。  以上です。 ◆八木 委員   機器借り上げというのは、機器というのは何なんですか。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   パソコンの周辺機器でございます。 ◆八木 委員   それと、講習会の負担金というのはどういう……。今まで負担金というのはほとんど会費みたいな感じで聞いてたんですけども、講習会の負担金というのは初めて出てきた項目で、どういう負担なのかがわからないんです。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   建築基準法につきましてはほぼ毎年といっていいほどの改正がございます。一昨年大きな改正がございました。今年度につきましても2年後の改正といいますか、施行後の大きな規定等の改正がございまして、そういった情報の改正講習会への参加等の負担金でございます。 ◆八木 委員   講習会の参加費みたいな感じでよろしいですか。 ◎粕谷 建築指導課副主幹   はい。 ○元木 委員長   では次のページにいきます。 174ページと 175ページ。はい。 ◆八木 委員   みちづくりのところの土地の借り上げ料というのは去年は載ってなかった項目だと思うんですけれども、ことしになって出てきた理由を教えてください。 ○元木 委員長   鈴木技術長。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   現在、飛田給駅は公共通路の建設をしております。それに伴いまして建物の移転がどうしても必要だということとなりまして、仮店舗用地ということで、駅南側の、現在自転車置き場ございます、その1ヵ所を借地するというものでございます。 ○元木 委員長   ほかに御質問ございますか。はい、任海委員。 ◆任海 委員   みちづくり推進課の道路整備費のところでお聞きしたいと思いますが、ここで言っている道路整備というのは、いわば生活道路にかかわるものになっているわけですね。実施計画によりますと、3ヵ年計画の12年度の当初予算は12億 3,200万円が事業費で組まれていたものが、見直し後ということで8億 7,500万と、約4億の減になっていますね。それから、狭隘道路整備は当初2億円で12年度事業計画が立てられていたのが、見直し後で 6,500万になって、いずれも整備件数とか、舗装、築造のスパンとか、用地の取得面積とか、こういうのが減らされているわけですね。これはどういう理由によりますか。 ○元木 委員長   はい、田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   まず、道路整備費の質問の中の道路新設改良工事費、これが今年度からありまして、約43%の減となっております。これにつきましては確かに厳しい予算であるのは認識しております。こういった中で、各路線ごとに設計時点におきまして道路舗装の構造、また工法等を創意工夫いたしまして、市民の皆様の要望に対処したいと考えています。よろしく御理解をお願いします。 ◆任海 委員   私が聞いたのは、3ヵ年の事業計画に比べて、見直し後の実際に予算化されたのがさっき言った数字で少なくなっていると、その理由を聞いたんです。 ○元木 委員長   はい、鈴木技術長。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   現状の道路の舗装状況、これらも任海委員さん言うとおり計画どおり本来やればいいというふうに思うんですが、現状の舗装の実際に悪いものから優先順位を決めてやろうという中で、今年度は予算書にあるとおり見積もったということでございます。 ◆任海 委員 
     道路の舗装は、当初は全長が 2,500メーターなんですね。今度の見直し後は 500メーターになって、5分の1になっているわけですよね。狭隘道路の整備箇所も当初 100件であったものが、見直し後に50件になっているんですよね。きのう予算の説明の冒頭で次長の方から、生活密着型で維持とか補修とか一般市道、こういうものには力を入れたという話があり、きょうも、内藤委員の方から当初の質問に対して、日常的なものを大切にしている予算だと、こう言っているんですが、実際に生活道路にかかわる予算を見ると、予算額が減らされていて、その反映で事業量がすべて半分か半分以下になっているんですよね。はっきり言って、予算詰められたわけでしょ。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   例えば、狭隘道路等につきましては申請の土地の件数に基づいて実施するということもございますので、当面は昨年と同様なスタートでいこうということの予算でございます。 ◆任海 委員   しかし、11年度は途中で足りなくなって補正した、そういうことですよね。だから、実際に当初立てた生活道路の整備の計画というのが、こういう予算の立て方で計画どおりいくのかという問題があるんですよ。私どもの見方はそういう角度なんですよ。だから、土木費全体が多いだとか、そういう言い方はしていないんです。どうも生活に密着しているところはばんばんとメスが入っちゃう。いわゆる都市基盤整備というところは余りメスが入らない。メスを入れたように財政状況を見て思えない。ここの道路橋りょう費にかかわる問題でいくと、これ計画どおり物事がいかなくなってしまうんじゃないですか。計画に照らしてどうですか。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   確かに、見直し後の、延長で言いますと 2,000メーターが 1,000メーター、舗装改良は 2,500 から 500メーターという形の計上をされております。先ほどもお話ししたとおり、構造、工法等工夫いたしまして、新設改良につきましては約 1,000メーターの施行延長は確保している。また、舗装改良につきましても見直しでは 500メーターの計上となっておりますけれども、これもいろいろ工夫いたしまして、約 500メーターが 1,000メーターぐらいの施行を確保している、こういう状況であります。ですから、市民の皆様からの要望を、すべてという形にはなりませんけれども、何とか要望に対応していけるものと考えています。  以上です。 ◆任海 委員   それで市が立てた計画どおりはいっているんですか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   今申したように、見直し後の計画に沿って大体進めてございます。 ◆任海 委員   見直し後の計画というのは、調布市生活道路網整備計画というのが平成6年に立てましたが、今、これの10ヵ年計画の実行中のちょうど真ん中の年になってるんですね。事業量と事業費の総額が出ているんですね。これの計画の見直しがされたんですか。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   その計画の見直しということです。 ◆任海 委員   どのように見直しをされたんですか。これは平成7年から17年間の目標で、総延長で1万 5,752メーター、事業費で 228億円という事業試算をしてあるんですよね。これはお金が当然伴うからこうなんだけれども、整備促進路線を調布全市の中で落としているんですね。私は全市的にはわからないけれども、自分の身近な、明るい地域だけを見てみると、これに書いてあるところはほとんど手を打ってない。においもしてこないということになって、もうこれで10ヵ年計画の半分が過ぎているんですけれども、どういう見直しがされたんですか。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   平成6年以降景気がどうなったかという中で、市は財政状況を勘案した中での見直しをしたということでございます。 ◆任海 委員   ここでは私詳しいことは余りあれしたくありませんけれども、具体的に、平成17年までに事業量としてはこれだけだと、スパンがこれで、費用がこれだけで、しかも路線的には全部路線がうんとありますから、線を色分けして書いてありますから、この路線についてはこれから外したというようなことは御説明できるわけですね。今、この委員会の場でということでなくてもいいですけど。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   委員さん、今、この委員会の場で説明できるかどうかということですか。 ◆任海 委員   いや、委員会じゃなくていいです。委員会外れたところで結構ですが、説明を私の方で聞いたら、どういうふうに見直しされたか説明できるわけですか。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   今後は平成13年から新基本計画となります。そういう中で見直しをやはりせざるを得ないという状況でございますので、御理解いただきたいなと思います。 ◆任海 委員   新しい基本計画は平成13年からですけれども、生活道路網整備計画は、先ほど言ったように2つの基本計画が重なって平成17年までの計画ですから、今年度が今の基本計画の最終年度だから、先はがけだということにはならないんですよね。引き続き整合性は持って事業に当たらなきゃならない。はっきり言って、今の段階では見直されるというけれども、総額幾ら投入して、どの路線をこれから外すということは、そこまでは検討されてないということなんですね。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   そのとおりでございます。12年度に検討し、13年からの新基本計画に移るということでございますので、そういうことでございます。 ◆任海 委員   私は、この問題は交通安全の問題とか生活道路、狭隘道路、住民が非常に身近な問題だけに、別の意味で力を入れていかなきゃならないと思うんだけども、私はこの4年間の実態をプロットしてみたんです。予算額がどうなっているかということで。  一番上、ずっと下がっているのは道路整備費です。4年間に整備費がこんなに下がっているんですよ。これは途中からじゃなくて、ゼロからですよ。ゼロからいって半分になっている。毎年下がっているというのが実態です。その次に書いてあるのが生活道路の中の新設改良工事費、こういうようにやっぱり減ってますし、その次が生活道路舗装改良工事、その下が狭あい道路整備工事費。特に昨年が下がって、ことしその線でいってて、復活してないわけですよね。  今度の予算の冒頭に生活の身近なところを重視したと言っているんだけども、実態的にそうなっていない。後で都市計画のページの審査に入りますけれども、そちらの方のお金に比べれば、まだまだこっちのはうんと少ない額を預かっているわけですね。私はこういうところというのは大切にしてもらいたいと思っているんです。1年ぽっきり見るとわからないけども、こうやって流れを見ると非常に軽視されているのがわかるんです。その点では、次長さんがきのう予算の特徴を言ったのに偽りがあったとなりませんか。 ○元木 委員長   鈴木次長。 ◎鈴木 都市建設部次長   任海委員のお話の中に偽りと、その言葉の中での話になりますとけれども、当然、経済状況の中での判断をして予算編成をしてきたというのは事実でございます。この中でやはり市民生活の程度を落とすということは考えておりませんので、そのつもりでお話しした内容でございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆任海 委員   生活優先というふうにはなかなか言えるところじゃない、皆さんの方の中の1つの大きな問題じゃないかというふうに思います。あとはまた討論の中で。 ○元木 委員長   はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   私から1点お伺いをしたいなと思うんですが、飛田給の駅の踏切の拡幅工事の負担金という形でございますが、これ、飛田給の駅舎改造、もしくは北口の東京スタジアムに向かういろいろな設備がこれから整っていく1つの作業段階の一連のものだろうということは当然理解をし、今の任海さんのお話にもありますが、私は逆に、今、どこにどういうふうにかけていくべきなのだろうかというような、費用とそれに対する効果の問題でのいろいろな意見の違いもあるんじゃないかなと思うんです。ここを1つ考えたときに、今現在、私は飛田給の駅をたまに利用するんですが、今、電車が大変長い連結で、現在のホーム一番前ぎりぎりにとまって、一番後ろまで電車がとまっているように見えるんですね。どちらの踏切をどう広げるかどうかわからないんですが、どちらの方面を広げる予定での予算なんでしょうか。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   飛田給駅の西側でございます。今現在、約4メーターの幅員で通行することになっているわけでございます。 ◆伊藤 委員   西側といいますと当然府中寄りになるわけですが、現在大変狭い中を自動車も通り、そして人も横断をしている大変危険なところでありますので、こういったところにこういった負担をしながら拡幅整備をしていくということは、私は大変評価をしたいなというふうに思っております。しかし、踏切が広がったよと、北側からは大変整備されて渡っていくけども、南側は果たして今のままでいいんだろうかというような問題は、地元の方々、知らない方々は気になさるところじゃないかというふうに思うんですが、その先道路が広がるような計画、もしくはお考えは今どういう予定になっているんでしょうか。 ○元木 委員長   はい、鈴木技術長。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   駅の南から品川道の間でしたら、3・4・33号線という都市計画道路の計画がございます。その中で16メーター広がるということでございます。 ◆伊藤 委員   予定の方はどういうスケジュールでしょうか。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   これも新基本計画の中で検討させていただきたい、このように考えています。 ◆伊藤 委員   新基本計画、これから私の一般質問にも入れさせていただきまして、もう佳境に入っていくというような表現をさせていただきましたが、いずれにせよ、市民の安全を守るために一日も早く、こういったところにも費用対効果という概念でいきますと作業を進めていただきたいなということを要望させていただきます。 ○元木 委員長   はい、前当委員。 ◆前当 委員   ちょっと今の伊藤委員さんのに関連するんですが、飛田給駅の西側の踏切の工事負担金ですけども、けさも私、こっちの委員会に来る前に現場を見てきたんですが、北側の広場がもう随分でき上がって、具体的に見えてきた感じはしますが、ちょっとイメージがまだつかめない状況で、地下の駐輪場の関係で、上に出入り口なんだと思うんですが、出っ張ったもの、屋根のようなものが何ヵ所かあるわけです。それはいいとしまして、その横に、西側にちょうどスタジアムに行く道路にイメージからするとなっていますから、これは3・3・34になるのかな、それと、先ほども伊藤委員さん言われたような、南側の鹿島建設さんの西側の道路、商店街のところですね、それは関連して道路整備する計画なのか。今度の新基本計画でというお話ですけれども、現時点の考えとしては北と南が一体化になるようになるのかどうか、その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○元木 委員長   はい、鈴木技術長。 ◎鈴木 都市建設部技術長兼みちづくり推進課長事務取扱   飛田給駅の北側につきましては、平成12年度にすべてが、駅広を含めて都市計画道路3・3・34号も完了するという計画でございます。それから、南側ですね、先ほど言いました駅南の踏切から品川道、特に鹿島建設の会社があるわけですが、そこについては、新基本計画の中で地元の皆さんの意向とそこらの意向醸成を図りながら検討に入っていくということになります。その中で、踏切が現在4メーターを6メーターにとりあえずは拡幅したい。と申しますのは、現在の南側の道路から北に向かって、ちょうどこちらについては歩道が現在2メーターついているんですね。踏切の角に喫茶店があるんですが、そこまでで、ちょうど踏切のところで歩道が2メーターでとまっています。それを北側に延長したいという今回の予算でございます。 ◆前当 委員   はい、結構です。 ○元木 委員長   はい、八木委員。 ◆八木 委員   ちょっとまとめてすべて説明をいただきたいものばかりですので、よろしいでしょうか。みちづくり推進課のところの設計基礎資料等作成費ということで土木工事積算システムという御説明があったんですけれども、具体的に教えていただきたいのと、諸経費の中にたしかパソコンという言葉が入っているんですけど、これはリース代以外なんですね、あと負担金というのもありましたが、それぞれお幾らになるのかということ。  あと、道路管理課のところ……いいですか、まとめて言っちゃって。 ○元木 委員長   どうぞ。 ◆八木 委員   道路管理課のところで連絡業務委託料というのがありまして、それは道路陥没等というふうな説明だったんですけれども、どういうシステムで委託をしているのかということ。  あと、維持補修費のところで、私、雨水浸透ますという言葉を聞いたような気がするんですけども、それ私の聞き違いなのかどうか、改めて説明をしていただきたいと思います。  最後に保守点検等委託料、エレベーター3基分のという御説明があったと思うんですけども、これはエレベーターだけの保守点検料で 700万かかるのかなということが疑問です。  生活道路整備諸経費というところで樹木の移植費ってありましたけど、具体的に。去年50万のが 100万になっているんですけれども、ちょっとどうしてなのかなということ。 ○元木 委員長   はい、どうぞ。田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   では、みちづくり推進課は3点ほどあったと思います。まず最初に設計基礎資料等作成費、これにつきましては私ども土木工事の積算システムというのがございまして、これは東京都で開発したものでございます。このシステムを各市町村が借りて、工事の設計をするもとのものなんですね。これにつきまして、単価改定とか、積算の歩掛かりの変更等が年に4回から5回程度ございます。そういった変更とかそういったものの手数という形になります。  それから、次に諸経費ですけども、パソコンの保守点検、これは機械の保守点検です。毎日いじってますので多少の故障とかそういうものがございますので、これの点検です。それと、事業用地かかっておりますので、そういったところに看板を立てる、こういった看板費です。  それから、負担金が7つみちづくりではございます。1つが首都道路協議会の負担金ですね。2つ目が…… ◆八木 委員   済みません、金額もお願いできますか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   これ3万円になります。次に全国街路事業促進協議会関東ブロック大会の負担金でございます。これが6万 9,000円です。3番目の多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会負担金、これが6万円でございます。次が東京都街路事業促進協議会負担金、これが4万 1,000円でございます。東京都道路整備事業推進大会負担金、これが4万円でございます。東京都区市町村土木関係技術管理連絡協議会負担金、これが1万円でございます。最後に道路整備促進期成同盟会東京都協議会負担金として8万円でございます。負担金は以上でございます。  そのほかに、測量器具等の修繕料、それと筆耕翻訳料、これは説明会等のテープ起こしですね。こういった経費。それと説明会の会場の借り上げ料。道路橋梁関係の専門図書。こういう内容になっております。  次に、生活道路整備諸経費、樹木の移植ということでございますけれども、道路整備、拡幅等絡みまして、そうしますと民地側に大体広がるというような場合が多いんですけども、そういったときに民地に並木とか樹木がかなり生えているようなところがあるわけですね。すべてきれいになっているところばかりということにはなりませんので、そういった現場の樹木を移植したりとか、剪定するための費用でございます。去年50万からことし 100万に上がったのはなぜかといいますと、これは、設計時点においてすべての路線を1から10まで調べるのが当然なんですけども、なかなかそこまで目の届かない範囲もございます。そういった中で、ことしの50万は4月、5月の発注時点のときにすぐなくなってしまったという経緯ございまして、これは現場によって多少は前後するかと思いますけれども、来年度については 100万ほどの見込みで出しております。  以上です。 ○元木 委員長 
     はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   続きまして、道路管理課の部分につきまして御説明いたします。連絡業務の委託料につきましては、市役所が休みの間の道路等の緊急的な事故、そういうものに対応していただくために、調布市内にあります土木業者の方々で組織している建設業協同組合、そこと委託契約を結びまして応急的な業務を行っている、そのための委託料です。  それから、維持補修費の雨水浸透ますというふうに聞こえたかもしれませんが、これは雨水ますのことですので。  それから、保守点検等の委託料、この金額なんですけれども、保守点検等委託料というふうになって、等というのがあるんですけれども、この等というのはエレベーターの監視業務がプラスされております。国道20号から基地跡地の中の施設関係、これは何分にも老人福祉施設とか、身障者の施設が大変多いものですので、その方々が万が一エレベーターの中で倒れてしまったり、あるいは何か被害に遭ったりというようなことがないように、24時間体制でエレベーターの中に監視モニターを設置しまして、それによって監視業務を実施するというふうな設備でございます。それと保守点検委託、これは機器の保守点検、それが含まれた金額がこの金額でございます。 ◆八木 委員   済みません、どちらというとおかしいんですけど、監視業務というのはどこかに委託する、エレベーターの管理会社みたいなところに、その費用と保守点検のための費用がそれぞれかかっているわけですか。 ◎市橋 道路管理課長   エレベーターそのものにつきましては、私の方で市役所のエレベーター等の保守点検等を参考にして、一応算出はさせていただいているんですけれども、監視業務については、現在のところ、何か災害があったときに近くからすぐに飛んできて、そのエレベーターの中の、何かあったことに対する対応をしていただかないといけないというふうな観点から、付近に調布市の施設のちょうふの里というのがあるんですけれども、そこに監視モニターのテレビを設置させていただきまして、言ってみれば、そこから飛んできて対応していただくというふうな形をとりたいということから、そこに入っている業者さんに委託をしていきたいということで、その金額等については一応この予算内でいけるのではないかということで予算を計上させていただいております(「関連」と呼ぶ者あり)。 ○元木 委員長   伊藤委員、どうぞ。 ◆伊藤 委員   どういうふうに聞いていいか、今考えながらいたんですが、このエレベーターなんですが、これは平成12年度の予算で、実際にエレベーターが稼働するのはいつからなんでしょうか。 ○元木 委員長   はい、市橋課長。 ◎市橋 道路管理課長   実際の工事につきましてはことしの3月31日までに、あそこの国道20号にかかっています横断歩道橋とそれに付随するエレベーターについては今月末までに完成するということでおりますので、私どもの予算としては4月1日から仮の運転という形で対応していきたいという考え方を持っています。 ◆伊藤 委員   今の答弁大変うれしく思うんですけれども、実は、甲州街道渡るのは怖いよというような地域の方々の声が結構聞けるんです。今回ああいう大きな歩道橋ができ上がったんですが、これはまだお体の御不自由の方々だとかお年寄りが向こう方に行けないというような状況の中で、事前に2001年オープンを待たずに、仮ではあっても稼働を始めるといった姿勢、非常に高く評価したいなと思うんです。仮ということであっても、実際に使用するのは全く同じですので、完全な保守体制を守っていただいて、事故のないようによろしくどうぞお願いしたいと思います。 ○元木 委員長   はい、八木委員さん。 ◆八木 委員   先ほどの御説明のところで土木工事の積算システム、基礎知識がないものですからよくわからなかったんですけども、東京都の方であらかじめソフトができてて、それに従って発注のときに計算をしたりするためのシステムであるということで理解していいんですか。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   この土木工事の積算システムと申しますのは、言ってみれば、今までは設計書というのはすべて手書きでしていたわけですね。数量、単価入れ、縦横の計算、すべて手で入力していたわけです。今度の土木工事の積算システムといいますと、設計の中にあるもろもろの工事の代価表というのがございます、それがすべてプログラムされておりまして、まず数量の入力とそういったおのおのの条件値を入力することによりまして、一応自動的に設計書が組み上がる、そういったシステムなんですね。 ◆八木 委員   合理化のためのシステムということでよろしいですか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   そうですね、それもございますし、設計書のむだな間違いもなくなるという形でございます。 ◆八木 委員   あと、雨水ますの設置につきまして、これ何個ぐらいの設置になるんですか。大きな金額ですので。 ○元木 委員長   はい、市橋道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   40ヵ所です。 ◆八木 委員   40ヵ所ということは、40個じゃないですよね。 ◎市橋 道路管理課長   40個です。 ○元木 委員長   よろしいですか、このページ。はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   私の方からは道路管理課に載っています水路実態調査費の 1,245万についてちょっとお聞きしたいと思うんですけども、私自身も一般質問の中で質問させていただきましたけども、緊急雇用対策特別補助事業ということでの調査委託というふうに聞いています。これの中身というのは、助役答弁においては基本的には地域の雇用促進のために使う事業ですというふうな答弁であったというふうに私自身は解釈していますし、そう理解をしているんですけども、これの調査、どういった内容で行って、雇用のためにどのような形が生まれてくるか、地域のための雇用を生んでくる助成金なのかを具体的にちょっとお教えいただきたい。私の一般質問の中での松本助役の答弁は、これらの事業は緊急性があって、地域雇用のために行われる事業だ、そのために選び抜かれた事業であるというふうに言っておりますので、この水路実態調査費が地域雇用になるためのどのような調査を行うのか、明確にお聞きしたいと思います。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   それでは、まず緊急雇用特別補助金交付制度というものがどういうものかというふうなことだと思いますけれども、これにつきましては現下の極めて厳しい雇用失業情勢を踏まえて、緊急、応急の措置として、市がみずからの創意工夫に基づき緊急に対応すべき事業を実施することによって、雇用だとか、あるいは就業の機会の創出を図るための経費を国から補助としていただいて実施するというふうなことが目的になっております。  私どもの方の事業といたしましては、そういった制度の趣旨を踏まえまして、調査員、これは一定の会社に委託をするわけなんですけれども、その際の条件といたしまして、3割以上の、この事業にかかわる調査員についてはハローワークであるとか、要するに一般募集を行った中で雇用をしてほしい、そういう方を使っていただくということを条件といたしまして実施をするものであります。  事業の内容といたしましては、国がこれまで水路等管理をしてきたわけなんですけれども、市が実際に受け取るに当たりまして、その水路をもらっていけるのかどうか、その水路が今どういう現状にあるのか、境界ですとかそういうものが明確に入っているかどうか、そういうことを実際にこの調査員の方々にお願いをいたしまして、今回、無償譲与の申請に当たる事前調査という形で水路の調査をさせていただくという内容でございます。 ◆内藤 委員   趣旨は、言われたとおり地域の雇用のためにということで出してきまして、国の補助金10分の10、全額ですよね、これ。 ◎市橋 道路管理課長   10分の10ですね、はい。 ◆内藤 委員   全額ですよね。そうした中で、委託会社、企業に委託をする。企業というのはどこかわかりませんけれども委託をして、3割ですか、その基準がどこで、その3割という基準をどこで決められたのか、何で決められたのか教えていただきたい。 ◎市橋 道路管理課長   これにつきましては、労働省の方から緊急雇用特別補助金交付制度に当たりまして、こういう条件、この事業を実施するに当たってはこういう人数を再雇用で確保しなければいけないという決まりがございまして、それが3割以上というふうな形になっております。 ◆内藤 委員   それは明確にわかりませんか。国の言われている補助要綱、特別要綱、どこにどうやって書いてあるか。 ○元木 委員長   はい、鈴木課長補佐。 ◎鈴木 道路管理課長補佐   今の課長から説明いたしました3割以上の目標というものは、平成11年10月7日付で労働経済局の職業安定部長の緊急地域雇用特別基金事業業務委託取扱要綱としてそれぞれ担当市町村の方に文書で参っております。  以上です。 ◆内藤 委員   わかりました。そうしますと、その委託業務を市内の方、ハローワーク等を使いまして雇用をしていく、3割以上という形ですね。1年をかけて事前調査を行っていくということの説明だったと思うんですけれども、その成果品というのはいつごろでき上がるんでしょうか。 ◎市橋 道路管理課長   これは国への水路の譲与申請、これの時期等々もありますので、できれば9月末ぐらいまでには成果品をもらえるような準備でやっていきたいというふうに考えています。 ◆内藤 委員   そうしますと、この設計含めて、予算が決定でき次第早急にやって、9月末ごろまでには成果品が上がってくる、市内全域の調査をできるというふうな理解で私はよろしいということでしょうか。 ◎市橋 道路管理課長   はい、そのとおりです。 ◆内藤 委員   そのほかにもう1つ、原材料費というのが16番で書いてあります。この原材料費というのが 200万ぽんと載ってて、それがどこに入るのかちょっと私わからないんですよ。 173ページのところに16番原材料費……(「 175でしょ」と呼ぶ者あり)、 175ですか、 175ページの16番 200万となってまして、何に使われている原材料費なのかが……。 ◎市橋 道路管理課長   この原材料費につきましては、道路等の破損があった場合に、業者に頼まなくても市の職員で補修が可能なものというのがかなりございます。そういう場合の袋に入ったアスファルト、あるいは細石、そういうものを買うための原材料費であります。 ◆内藤 委員    173ページの原材料費との違いはどうなんでしょうか。 ◎市橋 道路管理課長   勘違いして申しわけございません。道路維持管理費の中の真ん中ぐらいにあります維持補修費、この中に含まれております。 ◆内藤 委員   どっから持ってきたのかな。ちょっとわかんなくなっちゃったな。 ○元木 委員長   はい、道路管理課長。 ◎市橋 道路管理課長   恐れ入ります。もう一度ちょっと教えていただきたいんですが。 ◆内藤 委員    175ページの16番に原材料費 200万とあって、 173ページのところにも16番に原材料費 160万というのがあるんで、この違いとその予算のあれはどういうふうになっているか教えていただきたいということです(「こっちは交通安全でしょう。交通安全の方の原材料費と道路維持費の原材料費の違い?」と呼ぶ者あり)。私もわからないのは、これ見るとこうなってるもんで、ちょっとわからないから教えてくださいと言っているだけですので。 ◎市橋 道路管理課長   申しわけございません。 173ページの原材料費、これにつきましては交通安全施設の維持補修費のための原材料であります。それから、道路維持補修費については道路を維持するための原材料という形です。 173ページの原材料費については、これはガードレールであるとか、あるいはカーブミラーであるとか、そういう、ボルトが外れたとか、そういう場合の部品的なものの原材料費であります。 ◆内藤 委員   部品ですよね。 ◎市橋 道路管理課長   部品代です。 ◆内藤 委員   部品代で、そのものではないということですね。ガードレールとかカーブミラーとか、そのものではないということですよね(「それも入っているでしょ」と呼ぶ者あり)。 ◎市橋 道路管理課長   それも入ってますが、一式ではないという形です(「一式だと新設になっちゃうから」「鏡が割れてかえるとか、そういうものが入ってるんだろ」と呼ぶ者あり)。はい、そうです。
    ○元木 委員長   よろしいですか、このページは。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   では次のページにいきます。 176、 177、道路新設改良費。はい、八木委員さん。 ◆八木 委員   狭あい道路整備協力奨励金と物件補償の違いを教えてください。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   まず狭あい道路整備協力奨励金でございますけども、狭隘道路、2メーターに満たないような道路、センター2メーターバックしてもらうんですけれども、そういったときに、普通は道路に面した中で10メーター、15メーターの、一軒の家によっても違うんですけども、普通は1面に面している方が大部分だと思います。中には交差点の部分、2面に面するところ、それから隅切り等が入ったところ、そういったところに対して土地の一部寄附をいただくわけですから、それに対する一定の割合で奨励金を出しているという形ですね。  その下の狭あい道路整備物件補償、これはやはりセンターから2メーターセットバックしていただくわけですけれども、そこには当然既存の塀とか樹木等、そういうのが植わっている家庭が多いかと思います。そういったものを2メーターバックしてもらう、そこの線まであるのを移設費用、そういったものの補償代というふうに考えていただければということです。 ◆八木 委員   2面とか隅切りがある場合の協力奨励金、何か決まりみたいなものが要綱含めてあるんですか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   狭あい道路整備要綱の中にうたってございまして、極端な話、1面で 100メーター、それで2メーターセットバックしてもらうんですけれども、それが10平米とか20平米になっても、1面の場合は出ないんですね。ですから、先ほど言いましたように交差点とかで2面、それと隅切り等がある場合は幾ら5メーターでも10メーターでも対象になる、そういう考えでございます。 ○元木 委員長   ほかに御質問ないですか。はい。 ◆内藤 委員   まず幹線道路改良工事費、新規ということでミニバスの品川道のバスベイをつくるというような話が説明にあったと思うんですけれども、品川道のどの辺のところがバスベイになるのか、その広さ。それと、その場合の歩道関係がどうなるのか等教えていただきたいということがまず1点です。 ○元木 委員長   はい、田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   場所については市報にも出ているかと思いますけども、品川道の機動隊のところから上がってきまして、西側の方へ行きますね、飛田給2丁目というところと飛田給2丁目東というところの、上下線になりますから4ヵ所。構造的には、歩道にある植栽、低木等ございますけども、そういったものを今撤去いたしまして、平らにして、暫定的にバス停として使用しています。今後、バスベイといいますと、既存の歩道が3メーターから3メーター50ございますが、それを1メーターほど削りまして、バスが一応少し本線から中に入って、御存じのとおり品川道というのは交通量が多いものですから、他の車両の支障にならないような措置をしたいという形でバスベイを設けるという形です。 ◆内藤 委員   ありがとうございます。  もう1つは、繰出金の関係で7億 8,000万、生活道路用地が計上されております。昨年に比べれば1億……ほど減っておりますけれども、これらについての内訳がわかりますでしょうか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   まず生活道路関係で、元金といたしまして7億 3,100万余りです。あと、上期の利子、下期の利子という形で分かれています。  一般市道におきましては、市道東37、38号線初め26路線ございます。主要市道といたしまして、主要市道の6号線、ほか9路線で、全部で10路線。これの償還元金と利子分でございます。それとあと、新規分といたしまして、市道西の 111─4号線、これのほか7路線で、計8路線を新規事業として計上しております。 ◆内藤 委員   これは前いただいた資料どおりという形でよろしいわけですか。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   はい、結構でございます。 ◆内藤 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○元木 委員長   ではこのページ、よろしい……(「ちょっと待って」と呼ぶ者あり)、八木委員。 ◆八木 委員   道路用地費のところの土地評価鑑定等委託料、何ヵ所で大体平米幾らぐらい……それに対してということで。 ○元木 委員長   田中課長補佐。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   鑑定委託料につきましてはいろいろございますけども、平均いたしまして1ヵ所30万という形になっています。30万で一応8ヵ所、一応2社ずつとってございます。 ◆八木 委員   8ヵ所で30万、 240万ですね。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   失礼しました。鑑定委託料と、そのほかにそれに伴います物件調査が同じく30万で8ヵ所となっています。 ◆八木 委員    240万ずつの 480万で、2ヵ所ですか、これの2倍という形で。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   鑑定委託料につきましては30万で8ヵ所、これを2社でございます。 ◆八木 委員   物件調査の方は1社ね。 ◎田中 みちづくり推進課長補佐   はい。 ◆八木 委員   わかりました。 ○元木 委員長   ではこのページは。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   次のページにいきます。 178、 179(「休憩しようよ、ちょっと」「頭からいこうよ」と呼ぶ者あり)。じゃあ10分ぐらい休憩しましょうか。では3時10分から再開いたします。休憩いたします。    午後2時52分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後3時10分 開議 ○元木 委員長   委員会を再開いたします。   178、 179ページをお願いいたします。はい、伊藤委員。 ◆伊藤 委員   私は一番最初にちょっとお礼を申し上げたいと思います。都市計画課のミニバス運行事業補助金出ておりますが、大変長い間交通不便地域の解消ということで、調布には4ヵ所ぐらいのそういう地域がありますが、まず西部地域にこのバス通りをしていただいた。今年度初めて予算化をされ、そして、この21日からこのバスが運行を始める。その御近所にお住まいの方々は大変喜んでおります。したがいまして、この事業に対し、いろいろと地元の方々の御意見がこれからある意味では出てくるかなと。例えば、バス停の名前の問題だとか、バス停の場所の問題だとか、そういったこともこれから出てくる可能性がありますが、地元の説明会のときに部長の方から、1年間導入した段階でそれぞれの御意見を伺いながら、今後それにあわせた形で努力をしていきますというような御答弁を説明会の中でしていただいていますので、私としても大変ありがたいなというふうに思います。この辺について、特に斉藤課長ですね、いろいろと御尽力をいただきましたこと、お礼を申し上げると同時に、この21日から安全運行にひとつよろしくお願いをしたいと思います。  なお、この補助金でありますが、できる限り利用し、武蔵野のように、利用者が多くて、時間延長だとか、もしくはいろんな要望が出るかもしれませんが、どうぞその辺も御配慮、これからも御検討をよろしくお願いしたいと思います。  私からお礼を申し上げるだけで申しわけないんですが、答弁は結構ですので、よろしくお願いします。 ○元木 委員長   ほかにどうですか。はい、前当委員さん。 ◆前当 委員   私も、都市計画の関係では特にミニバス、このページでは、その運行補助金については一言御質問なり御意見という感じになりますか、ちょっとお聞きしたいんですけども、初めての試みで、調布市としても公共交通の不便地域の解消ということで長年、このバスの運行については御苦労いただいたと思っております。  先ほどからお話出ておりますように、幹線道路はもちろんでありますけども、生活道路網に関連する事業でありますだけに、長い年月かけたものだと思います。特に、西調布から南に下っていきます、多摩川に下っていきます八幡通りは大変道幅が狭くて、このミニバス運行については大変障害となる場所だったと思います。それの拡幅も開通し、何ヵ所か場所的には厳しいなというところがあるかと思います。そういったところに関しましては今後も拡幅整備をお願いしたいと思っておりますが、いずれにしましても、この運行事業に際しては市民の多くの皆さん方が大変期待をいたしておりますので、武蔵野市を初めとして全国各地でもバスの運行事業を始めておりますが、調布でもこれが運行されるということは非常に喜ばしいことだと思っております。  また、この奥の角地はもちろんですが、できれば、将来、循環を含めて、循環になるか、あるいはほかのバス系統と連携するかどうかわかりませんが、そういう形のものとか、あるいは停留所の問題とか、これはまず運行してみないと何とも言えない問題でありますので、その辺についても御検討いただきたいと思います。  ただ、たくさんの皆さん方の御意見をお伺いして、少しおくれた感はいたしましたけれども、きちんと皆さんの声を反映させていると思っていますが、その辺について一言お聞きしたいと思います。 ○元木 委員長   斉藤課長。 ◎斉藤 都市計画課長   大変ありがたいお褒めのお言葉をいただいてございます。先ほど伊藤委員の方からのお話もありましたけども、この説明会、懇談会の最後といいますか、路線を決める段階で不満のある方々も中にはおりました。そのことも含めて、1年間これで運行させていただき、約1年後に再度懇談会をもちまして、1年間の反省とその次の要望の状況とか、そういうことを市の方からまた御説明をして、次につなげていきたいというお返事を申し上げてありますので、そういう計画で今後も進めていきたい、こう思っております。よろしくお願いします。 ◆前当 委員   わかりました。とりあえず1年間運行して、さまざまな観点から御検討もいただくということで、なお前向きなお答えをいただきましたので、期待をいたしたいと思っています。  いずれにしましても、鶴川街道の多摩川原橋の付近の道路の改修とか、先ほども申し上げましたような何ヵ所かありますので、そういったこともあわせて御検討いただき、障害者の方やお年寄りの方がまちに出やすくなるような、そういう意味を含めまして今後とも取り組みをお願いしたいと思っています。  以上でございます。 ○元木 委員長   はい。 ◆鈴木 委員   1点だけ関連して。今の私どもの伊藤委員、そして前当委員から大変感謝の意をあらわした発言がございましたけど、1点だけお伺いしておきます。  斉藤課長さんにはわかると思いますが、3・4・4号から鶴川街道を越して渡る間、あの道路は、今バスが走ってない状況でも非常に交通事故が多発しています。特にあの周りの方からはそういう陳情も受けております。その間で今後バスを運行した中ではさらに危険度が増すんじゃないかという陳情も来ておりますが、その点についてどういう御見解でいるか、一言だけお伺いいたします。 ○元木 委員長   斉藤課長。 ◎斉藤 都市計画課長   この事業、都市計画は全市ということでやらせていただいておりますけども、事業全体、みちづくりとともに建設部の問題と考えております。その中で、今後、部長初め、中で検討して、危ないところは拡幅するような検討をしていく、なるべく早く実施に移していこうという話し合いも中では行ってますので、その要望等も十分受けながら今後進めていきたい、こう思っています。  以上です。 ◆鈴木 委員   一日も早く、危険のないようにひとつ御配慮をいただきたいということを要望しておきますので、よろしくお願いをいたします。
    ○元木 委員長   はい、八木委員。 ◆八木 委員   都市計画審議会について私ちょっとお伺いしたいんですけれども、委員報酬が17人出てて、専門委員の分ですというふうな御説明があったと思うんですけど、この専門委員というのは1人だけという計算になるんでしょうか。それとも、去年までは専門委員を呼んだことはないというお話ですが、事前にこういう計画、予想でもあるんでしょうか。  あと、審議会の運営費の内訳を教えてください。  それと、都市整備推進連絡協議会運営費って13万 4,000円しか出てないんですけども、何人ぐらいの委員の方がいらして、年2回の開催とおっしゃっていたように思うんですけども、その内訳について、内容についてちょっと教えていただきたいと思います。 ○元木 委員長   はい、斉藤課長。 ◎斉藤 都市計画課長   当初、説明のときに、八木委員御指摘のとおりの御説明を申し上げました。17人、1人専門委員ということで、この都市計画審議会は年4回開催をしております。すべてにその専門委員を考えてございません。その4人の中で、まず当年度予算で、その審議会案件によっては、そこで4人お願いするのかということも含めてその中で運営をしていきたいと思っておりますし、仮に専門委員がずっと必要だという判断が途中でなされた場合には、また補正ということでお願いする場合も出てくるかと思います。  それから、次の御質問でございます。諸経費についてでございますが……(「運営費です」と呼ぶ者あり)、失礼しました。都市計画審議会運営費ということでございますが、これは役務費と食糧費に分けてございまして、会議中に、開催するたびに従来はコーヒーを頼んでいたわけですけれども、近年、経費節減の折、缶のお茶で我慢していただいています。この食糧費ということで計上させていただいています。これが4回で 9,240円になってございます。役務費ですけれども、会議の記録、翻訳料等で4回の2時間分を計上させていただいてございます。金額としては25万 6,000円でございます。合わせて26万 7,000円になります。それから、次の都市整備推進連絡調整協議会運営費でございますけども、これについては先ほど御説明したとおり、食糧費と役務費を計上させていただいてございます。これも内訳としてはそういうことでございますけども、都市整備推進連絡調整協議会については要綱ができておりまして、その要綱に基づいて運営するということになっておりますが、メンバーとしては議員さんと、市側は各部の部長ということで、意見の交換会ということが目的でございます。 ○元木 委員長   ほかにどうですか(「じゃあ、先にやらせて」「ちょっと、さっきの再質問で」と呼ぶ者あり)。ではどうぞ、八木委員さん。 ◆八木 委員   あれっ、忘れちゃった……。 ○元木 委員長   じゃあ、任海委員。 ◆任海 委員   山口参事(「1時間でも2時間でもやっていただいて結構ですから」と呼ぶ者あり)(笑声)。  12月議会のときに調布のまちづくりの方向についてお話をして、委員会の論議では東京都の生活心と調布市の考えているのは同じだというお話だったんだけれども、京王線の立交と沿線まちづくりの計画が出て、全員協議会の席上の中で、私は代表質問で引用もしたけれども、市長に聞いたところは、よその方からも来てもらえるような調布のまちづくりだと、こういうお話をされましたでしょ。この間、一般質問の中でも、有川和子議員が保育園の問題と関連して、よそからの呼び込み型の都市ということがまちづくりじゃなくてというように、私どもと同じような意見、見解を最後のまとめで言っておられましたけれども、今考えている方向が東京都の生活心とは違う方向に来てるんじゃないかと思っているんですよ。  と申しますのは、これから具体的な沿線まちづくりの事業を進めるときに、特に40ヘクタールのいろいろ、都市施設なり、再開発ビルとか、今度具体的な新しい補助金制度、優良建築物等整備補助金つくったりしますよね。そういうときに調布のまちの性格をきちんとしておかないと、市民の意向とはずれていくし、そのたびにいろいろ問題になるんじゃないかと思っていますので、あえてはっきりさせたいと思っているんですけども。  今、市長の一連の発言などをみていると、東京都の言っている生活心より幅の広い調布市を考えているのではないかと思いますけれども、違いますか(「これ、私への質問ですね」と呼ぶ者あり)。はい。 ○元木 委員長   山口参事。 ◎山口 都市建設部参事   さきの任海議員の代表質問に市長がお答えしましたとおり、東京都の掲げる生活心の考え方と市がこれから進めようとしているまちづくりの考え方、これは同じでございます。 ◆任海 委員   東京都の生活心というのはどういう考え方というんですか、説明してください。 ◎山口 都市建設部参事   生活心の考え方を聞かれましたので私の方から申し上げます。現在、社会経済状況が非常に大きく変化している状況ではないかと思います。そうした中で、都民、市民の皆様におかれましては、日々の生活とかゆとり、こういったものはなかなか実感し得ない状況に今来ているようでもございます。そうした中、これからのまちづくりといいますのは、生活者の視点に立ったまちづくり、こういったものを進めていくことが大変重要であるといったもので、東京都は、身近な生活圏におけるまちづくり、こういったものを進めていこうと。  具体的には、居住機能にとどまらず、商業・業務機能とか文化・コミュニティ機能、こういう多様な生活関連サービス機能を備えた、にぎわいと活気のあるまちの形成を図っていく、こういったことが生活心のまちづくりの考え方であろうというふうに理解しております。 ◆任海 委員   そうですね、東京都の「生活都市東京構想」というのを借りてまいりましたけど、生活心としての、地元の身近な生活を重視した、今おっしゃられたような商業の活性化とか文化、コミュニティーの問題を当然含んでのことですね。しかし問題は、よその市から来てもらえる、市長は別の代表質問に答えて、立ち寄ってもらえるような調布をつくっていくんだということは、要するに調布市民以外のところの人たちにも来てもらえる、いわば、ここで言えば新宿のような、あるいは吉祥寺のような、こういうようなまちになるんですけれども、そうなってくると、東京都の言っている生活心とは違って、調布市の中の中核になっていく、調布の中が中心になっていく、こういう位置づけで、いわゆる調布市民か調布市以外、周辺の市の人たちを呼び込むかということによって位置づけはうんと違ってくるんですね。山口参事の言われたことだったら、市長が言っている、立ち寄ってもらえるような──議事録で、私、もう一回テープを聞いて確認したんですけども、よその方々にもたくさん来てもらえるような調布のまちづくり、こういうふうにきちっと発言、テープにとりましたけれども、そうおっしゃっているんですね。これ、違ってくるでしょ。 ◎山口 都市建設部参事   市長が全員協議会の場でお話ししたのは、まず、調布というのは、新宿と八王子、多摩ニュータウンの西部、交通の要所である、これは紛れもない事実でありますね。そうした地理的な条件を生かしながら、多彩なまちづくりを展開していきたい、多分、こういった趣旨のお話をなさったのではないかといったことでございます。  市長の考えるまちづくりでありますけれども、今、任海委員がお話ししましたように、基本は例えば調布駅周辺地区にしてみれば、調布の核となるようなまちの形成を図っていく、これは当然でございます(「異存ありません」と呼ぶ者あり)。と同時に、現在住んでいる人が将来にわたりましても安心して、快適に住み続けることのできるまちの形成(「それも異存ありません」と呼ぶ者あり)、これを図っていくことは基本でございます。  ただ、まちといいますのは、調布のまちだけが閉鎖して、独立して存在しているまちではございません。やはり多摩の隣接する市、まちとも交流し、連携を図りながら、多摩のまちといったものがこれまで形成されてきており、今後も形成されいく必要があるのではないか(「それも異存ありません」と呼ぶ者あり)、こういったことが多摩地域独特の文化なり風土、歴史、こういったものをはぐくみ、培ってきたのではないかというふうに私は考えておりますし、当然、市長もそのように考えているわけでございます。  私どもは、今言いましたように、現在住んでいる市民の方々が将来においても住み続けられる、と同時に、さらに先に一歩進みまして、当然そういったすばらしいまちをつくっていくならば、単に電車なり車で調布のまちを通過するだけじゃなくて、一度おりてみたくなるような、そんな魅力あるまちの形成を図っていくことが必要じゃないか。と同時に、これも有川議員が一般質問でおっしゃっていましたけども、この調布のまちに住んでみたいと思えるようなまちの形成を図っていかないといけない。そのためには、にぎわいと活気、潤いと安らぎ、こういったまちを何とか私どもはこれから、難事業にかかわるかわかりませんけれども、百年の計に立ちまして、実現に向けまちづくりを進めてまいりたい、こんなことでいろいろまちづくりを行っているところでございます。 ◆任海 委員   問題は、住み分けの問題なんですよ。もらったのは去年か、調布市商業振興策定計画、調布市と商工会で、市の方が予算を大分出しましたけれども、産業課の方でやりましたね。吉尾市長の策定に当たってのごあいさつが出てますけども、この中の文章でも、調布が多摩の心に外されたり、指定されてなかったり、地域拠点、吉祥寺、府中、明らかに書いてありますけど、こういうことからいずれもないことについて、これらの諸計画の中では残念ながら調布市は位置づけておらずと書いてあるんです。残念だから、と活字があるんですね。  結局、山口さんが言ったことについて私は異存ないんです。初めから最後までその考えに異存ありません。にぎわい、活性化、ほかとの交流、一度立ち寄ってみたい、住んでみたい、そのとおりだと思います。しかし、皆さんのところで具体的にハードの仕事をやっている中で、それが商業集積ということになってくると、これまたちょいと違ってくるんじゃないか。そこのところをキープしてですね。  私は市の方で進めている事業の調査報告書も最近見させていただきましたけれども、その中で、小島町1丁目の中にもどういう位置づけの地域をつくるかということで、パルコと共存し、どうのこうのという前言葉ありますけども、多摩地域の中核的な商業地域としてのふさわしい拠点と、こういう位置づけで事業を進めると書いてあるんですよ。多摩地域の中核的な商業都市にふさわしい拠点なんですよ。こうなってくると、実際にそういう形で進んでいるかとかなんかはわかりませんよ。実際にそういうことになるかどうかわからないけれども、やっぱり地域の考え方の視点はきちんと定めて、ずれないようにしていかなければならないということなんです。  ですから、市長があいさつで載せているように、心や多摩の地域拠点になったことを残念がり、多摩地域の中核的な商業都市ということになってくると、さっき山口参事がずっとおっしゃっていたこと、それは異存ないこと、それとずれちゃってるんです。そこは私はどうしても解けないなぞなんです。解けないなぞって、市長がそう言うんだから、市長の方が行政を治めている、そういう矛盾をもって仕事をされているんですよ。ぜひ、山口参事の言われた生活心徹底してやってください。 ◎山口 都市建設部参事   質問ですか、要望ですか。 ◆任海 委員   もし答弁があるんでしたら言ってください。 ○元木 委員長   ほかにどうですか、はい、内藤委員。 ◆内藤 委員   私のはもっと細かく、時間の許す限りさせていただきたいと思います。まず、ミニバス運行事業補助金についてということで、先ほど伊藤委員さん、前当委員さんからも、非常に喜ばしいことであるということでありますし、私もそのとおりだと思っています。私の地区も近い将来そういう姿が見えてくるんだろうというふうに期待をしているところであります。  そうした中におきまして、このミニバス運行事業補助金の対応で1つお聞きしたいんですけれども、補助金を出すに当たっての要綱等の整備がどのようになっているか1点お聞きしたいというふうに思います。まずそれが第1点です。  あとそのほか10点ほどありますので、まずこれを1個ずつ、私も声がだんだん厳しくなってきていますので、この要綱がどのようになっているか1つお聞きしたいと思います。 ○元木 委員長   はい、長岡課長補佐。 ◎長岡 都市建設部付副主幹兼都市計画課長補佐   補助金を支出するに当たっての根拠となります要綱におきましては、3月10日付で決裁が終わっております。 ◆内藤 委員   それは私どもの方にはいただけるんでしょうか。見せていただけるものかどうなのかということです。 ◎長岡 都市建設部付副主幹兼都市計画課長補佐   差し支えございません。 ◆内藤 委員   いただきたいと思いますけれども。 ◎長岡 都市建設部付副主幹兼都市計画課長補佐   後ほどでよろしいですか。 ◆内藤 委員   後ほどということではないんですけども、それは制定されているという意味なのか、それらも含めて、要綱の中身を見ておきたいと思うんですけども。ですから、私どもではこの場においていただきたい。その資料をもとに話をしたいというふうに思うんですけども。資料請求としてその要綱を見ておきたいということです。3月10日といいますと、つい最近ですよね。したがって、その要綱を私はこの場で資料要求して、見て、その議論に入りたいと思います。  制定もされているということですよね。 ◎長岡 都市建設部付副主幹兼都市計画課長補佐   今手元には持っておりませんので、用意の時間をいただきたいんですが。 ○元木 委員長   課長補佐、どのぐらい時間かかる? ◎長岡 都市建設部付副主幹兼都市計画課長補佐   それほどかからないと思いますが、20分程度。 ○元木 委員長   ええっ、20分(「留保してもらって、あした……」と呼ぶ者あり)。 ◆内藤 委員   これはちょっと留保できません(「ほかを先進めるというわけにいかないの」と呼ぶ者あり)。いかないです。  申しわけありません、委員長。私自身は、要綱の交付金の問題についての一般質問を2回ほどしておりますし、交付金の支出に当たっては基本的に審査をしていくというふうに考えてますので、それに対して、松本助役含めて、今後の地方分権においての対応としてはその審査をしていただけるものというふうに私は思ってますので、それが用意できて、3月10日に決裁がおりているという状況になれば、当然私どもに示していただけるものだろうというふうに思ってますので、それを見て私は審査に入りたいと思います。 ○元木 委員長   ちょっと待って(「コピーだけでしょ」と呼ぶ者あり)。20分もかかるというからね(「コピーだけで20分もかかる」と呼ぶ者あり)。きょうここでやめて、内藤委員さん、どうですか(「やめて、来週でいいよ」と呼ぶ者あり)。  ここでお諮りいたします。本日の審査はこれにて終了しまして、3月21日、議案第47号の質疑、意見の続きから行いたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○元木 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、委員会は3月21日午前10時に再開いたします。なお、改めて通知いたしませんので、御了承お願いいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後3時41分 散会...